8話 ページ9
あれからノーマンを探して森を適当に
歩いていると柵まで来てしまったみたい
その横にはノーマンが居たので
近付いて肩に手を置くと
ノ「あっ…僕の負けだ(^_^)」
いつも通りの笑顔のノーマン
『どうしたの?こんな所で』
ノ「いや…少し気になってさ」
『この柵の事?』
ノ「うん」
エ「二人共何してるのー?」
私の顔を覗き込んでいるエマ
『この柵が何なんだろうなって
見てただけだよ(*^^*)』
エ「あぁ…絶対近寄っては駄目よって
ママがいつも言っているよね」
ノ「門と森の奥の柵だけは危ないからって」
すると…
レ「あんなの嘘に決まっているだろ」
いつの間にかレイまで来ていた
ノ「嘘ってどういう事?」
レ「だって見ろよ
これの何処が危ないって言うんだ
柵も低いし、何も危ない物も見当たらない」
『確かに…そうだよね』
ママが柵の話をする時
いつもグレー色のオーラになる
グレーは嘘をついている時だから
何かを隠しているのは分かってはいたけどさ…
まぁ…ママにはよくある事だしね
エ「でもさ、ママがそう言うんだから」
レ「お前…ママが大好きだもんな」
エ「それは皆だってそうでしょ!
ねっ?アリアドネ」
『まぁね♪』
ド「おーい!お前らやる気あんのか?!」
大きな声で近付いて来るドン
そういえば鬼ごっこしてたんだっけ?
忘れてたや笑
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作者名:アスカ | 作成日時:2019年4月15日 19時