農園の特別なお姫様 (ページ2)

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1話ページ2

エ「みんなー起きて！
朝ごはん遅れるよー！」

朝6時ピッタリ

いつもの様にエマの声で起きる

眠い目を擦りながら

服を着て幼い弟達の用意を手伝う

フィ「アリアドネ…ひも結べない(T_T)」

「クツはけない(T_T)」

『はいはい、泣かないで？
ちゃんとやってあげるから』

施設の暮らしも10年

気付けばあっという間に最年長だ

速いなぁと思いながら食堂に入ると…

「「おはよう、アリアドネ」」

真正面にはノーマンとレイがいた

『おはよう♪ノーマン、レイ』

ノ「今日の体調はどう？
しんどくない？」

心配そうに聞いてくるノーマン

いつも私の体調を気にかけてくれる

優しい王子様的な存在

『今日は凄く体調が良いから
ご飯も全部食べれそう(*^_^*)』

ノ「そっか♪良かった！」

レ「でも、無理するなよ
調子乗り過ぎるとまた倒れる
恐れがあるからな」

『うん、それは分かってるから
心配しないで♪
そんな事より、私も何か手伝うよ』

ノ「じゃあ、このお皿を運んでくれる？」

『任せて〜！』

エ「走って落とすなよwww」

『分かってるってば٩(๑`^´๑)۶』

相変わらず意地悪なレイ

稀に優しい所もあるけどねw

まぁ…これが私達の生活
　

今日も幸せな1日になると思っていた私だった…