負の連鎖 ページ22
▽
始まりは突然だった。
俺はいつもどおり仕事が終わって楽屋で着替えていたら、窓ガラスが割られ何かが投げ入れられた。
なにこれ…
“貴方が好きです。周りにいる人が邪魔なので消します。二人でマイホームで暮らしましょ?買うまでは貴久くんの家ね。拒否権は無いよ”
なにこれ…
俺は急いで家に帰った。帰ると、中には手越とシゲがいた。
二人の無事に安心してると、家の電話が鳴った。
…まさか!!
「小山さんが階段から落ちて病院に運ばれました。」
俺は受話器を落とした。
意気消沈してる俺に変わって、シゲが冷静に電話をして、俺達は病院に向かった。幸い怪我は酷くなくて、1週間で退院出来るらしい。
俺のせい…?
言わなくちゃ…みんなに危害が…
「あのさ」
〜♪
「ごめん!俺仕事入っちゃった」
「しげ!!」
いっちゃった…どうしよう…
俺はシゲを追いかけた。
どこ?しげ行かないで!!
俺はシゲの携帯に電話をかけた。
「もしもしシゲ?今どこ!!」
「…えっ?駅に向かってるけど、電車で○○に来てって言われたから。」
電車?待ってそれめちゃめちゃ危ないじゃん!!
「だめ!シゲ行かないで!」
俺は思いっきり走った。なんでみんなに危害を与えようとするんだよ!俺に用があるなら俺にかかってきてよ!
俺のだいじなメンバーを傷つけないでよ!!!
俺は駅に入って無理矢理改札をかいくぐってしげのもとに走った。
人がいっぱいいる…怖い…けどこのままじゃしげまで!!いや!俺のせいで!
「しーげぇぇぇぇ!!!!」
俺はひと目を気にせずに叫んだ。
みんなが俺の方を見る。そんなのもうどうでもいい。今はシゲを見つけることが最優先なんだ。
駅に電車が入ってくることを知らせるアナウンスが入る。見つけた!!
俺はシゲのもとに向かう。電車が来た。
しげの体が前に傾く。
「だめーー!!!!!!!!!」
俺はギリギリのところで手を掴んだ。
よかった…間に合った。
「ありがとうまっすー!あと少しで俺死んでたよ…走馬灯見えたもん」
ありがとうなんて言われる資格なんてない。俺のせいだもん…
「どこだよ!犯人は…俺に直接来いよ。これ以上メンバーを傷つけないでよ…お願いだから…俺はどうなってもいい!」
俺は泣き崩れた。
〜♪
俺に電話がかかってきた。なんだろう遠くから声が聞こえる。この声…手越。あと誰…?
「まっすーに手出さないでくれる?」
「ふふっ」
「うわぁぁぁぁ!!」
…手越!?
118人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しおり(プロフ) - ののさん» りょうかいです!!リクエストありがとうございます(*^^*) (2019年2月22日 19時) (レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - まっすーがPTSDになってしまってそれで手越が励ます?的なのをお願いします!テゴマスメインで、 (2019年2月21日 7時) (レス) id: 7b69eed5b7 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)るな(プロフ) - リクエスト答えてくださりありがとうございます! めっちゃ最高です!! (2019年2月8日 20時) (レス) id: 95f119d2e7 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - (名前)るなさん» コメントありがとうございます!『喧嘩はだめ』の方で書かせていただきました!キレてるまっすー書くの楽しかったです!!また何かあったらいってください!!(*^^*) (2019年2月8日 18時) (レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - A.Mさん» リクエストありがとうございました!!『無理しないで』の方で書かせていただきました!いかがだったでしょうか?またリクエスト待ってます!! (2019年2月8日 18時) (レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しおり | 作成日時:2019年1月20日 18時