RIVAL...? 14 ページ49
とここで私の後ろに立っている京谷さんの事が気になった。
チラッと後ろを見てみると、変わらずに壁によりかかりながら試合を眺めていた。
部活の時間も長いし、ずっと立ちっぱなしだと疲れそう、、、
「あ、あの」
私は意を決して京谷さんに話かけた。
「なに?」
「あ、いや。ずっと立ちっぱなしだと疲れそうだなとおもって、、、。ベンチ、私の横でよければ空いてるので、座りますか?」
私は自分の横の開いているベンチスペースを指さした。
しかし、私の発言に対して返答をしてくれない京谷さん。
やっぱり嫌だったかな、、、
失敗したか、と思っていると
「、、、じゃあ」
と言って私の横に来て、ベンチに腰を掛けた京谷さん。
どうやら受け入れてくれたようだ。
よかった。
「あんた、マネージャーって言ったっけ」
と数分の沈黙の後、京谷さんから私に話しかけてくれた。
「あ、はい。そうです。」
「、、、昼間は悪かった」
、、え?
突然の彼からの謝罪に私は驚きを隠せず、記録していた手を止める。
「わ、、、私もすみません。初対面なのにあんなこと言って、、、」
と私もつられるように自分の発言に対して謝罪をする。
「弱く、ねぇかも」
「え?」
「バレー部、弱くねぇかもしれねぇ」
京谷さんは目の前で行われている練習試合の様子から目を離さずに私にそう訴えてきた。
「はい、うちの部員は弱くないです。みんな、強いんです」
分かってくれたことが嬉しくて、つい臭いことを言ってしまったか。
まぁでもうちの部員全員強いことは確かだ。
「弱いとかいって、悪かった」
と再度謝罪をしてくれた京谷さん。
「わかってくれて嬉しいです」
便乗して私も練習試合をしている部員達に目を移す。
生意気かもしれないし、贔屓目もあるかもしれないけど
うちの部員たちはみんなすごいのだ。
その事を理解してくれて、そしてそう思ってくれて嬉しい。
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黒尾ファン - 最高(泣) すれ違っていた二人が、戻った〜安心。もうやっと、付き合ったよ〜安心ありがとうございます(泣)完結おめでとうございます!! (4月14日 20時) (レス) @page8 id: 13c9948002 (このIDを非表示/違反報告)
赤羽 - 待ってください、神小説に出会ってしまいました。読み進めて行くたびに心臓バックバクで、ほんとに神小説をありがとうございました!そして関係ないんですがうちの犬の名前もこてつなんですよ、、、(コソッ) (4月2日 22時) (レス) @page33 id: b22b7ccd76 (このIDを非表示/違反報告)
ますだ(プロフ) - かおりさん» かおりさんコメントありがとうございます🥲なかなか更新出来ず、申し訳ありませんでした、、、。これからちょこちょこ更新していくと思うので、よろしくお願いします。 (3月17日 20時) (レス) @page47 id: feddab07d4 (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 続き待っておりました✨✨これからもゆっくり更新されてくださいね☺️ (3月16日 8時) (レス) @page44 id: bad28e8810 (このIDを非表示/違反報告)
ますだ(プロフ) - らんまるさん» らんまる様 コメントありがとうございます!完結と言ったり、番外編を書くと言ったりしてすみません、、、お楽しみ頂ければ幸いです! (1月17日 22時) (レス) id: 39e4cb93f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ますだ | 作成日時:2023年11月3日 23時