RIVAL...? 6 ページ41
「A？聞いてる？」
とボーっとしながら歩いていると、横から英君に顔を覗かれた。
急に顔を近づけられて、つい体を大きく反応させてしまう。
「わっ！ごめんボーっとしてた、、、」
「だと思った。大丈夫？疲れてる？」
英君の手が伸びてきたと思ったら、顔にかかっていた髪をはらってくれ
「ううん大丈夫だよ、考え事してただけ」
そして髪の毛を払った手はそのまま私の頬に伸びてくる
「キスしていい？」
といいながら顎をクイッと上に持ち上げられる。
ダメっていうわけないの、知ってるくせに
英君はいつもこうして私に確認をしてくる。
配慮なのか、それともいじわるなのか。
「いいよ」
「うん、知ってる」
―ちゅ
とリップ音が鳴る。
唇と唇が軽く触れあうだけのキスだけど、いつまで経ってもこの幸福感には慣れない。
唇が離れた後、至近距離で英君と目が合う。
「そんな名残惜しそうな顔しないでもらえる？」
と少し距離を取る英君。
「そ、、、そんな顔してないよ」
「してるから」
キスをされたという事は、私のアパートに着いたという事だ。
これもいつもお決まりの事。
ボーっとしている間に、アパートについてしまったらしい。
「送ってくれてありがとう」
「どういたしまして」
「また明日ね」
「うん、明日」
英君の言う通り、名残惜しさはあるものの
ハグをした後、英君は方向転換をして自分の家へと帰っていった。
そう言えばあれから、英君は無事にゆっくり眠れるようになったらしい。
英君曰く、日常的に私が近くにいる安心感からよく眠れるようになったらしいけど
真相は不明だ。
まぁ眠れるようになって良かった。
ここ数カ月、英君は顔色も良いし身体の調子も良いらしい。
本当に良かった。
そんなことを想いながら英君の後ろ姿を少しだけ見送り、私は自分の部屋に入った。
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黒尾ファン - 最高（泣） すれ違っていた二人が、戻った〜安心。もうやっと、付き合ったよ〜安心ありがとうございます（泣）完結おめでとうございます！！ (4月14日 20時) (
レス) @page8 id: 13c9948002 (このIDを非表示/違反報告)
赤羽 - 待ってください、神小説に出会ってしまいました。読み進めて行くたびに心臓バックバクで、ほんとに神小説をありがとうございました！そして関係ないんですがうちの犬の名前もこてつなんですよ、、、（コソッ） (4月2日 22時) (レス) @page33 id: b22b7ccd76 (このIDを非表示/違反報告)
ますだ(プロフ) - かおりさん» かおりさんコメントありがとうございます🥲なかなか更新出来ず、申し訳ありませんでした、、、。これからちょこちょこ更新していくと思うので、よろしくお願いします。 (3月17日 20時) (レス) @page47 id: feddab07d4 (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 続き待っておりました✨✨これからもゆっくり更新されてくださいね☺️ (3月16日 8時) (レス) @page44 id: bad28e8810 (このIDを非表示/違反報告)
ますだ(プロフ) - らんまるさん» らんまる様 コメントありがとうございます！完結と言ったり、番外編を書くと言ったりしてすみません、、、お楽しみ頂ければ幸いです！ (1月17日 22時) (レス) id: 39e4cb93f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ますだ | 作成日時：2023年11月3日 23時
