抱き枕過剰摂取【国見英】 ※修正中※ (ページ23)

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sleepy　22 ページ23

「監督ー、ユニフォーム見つかったって」

といい小畑監督の前に段ボールを置いた及川先輩。

「お、すまんなマネージャー。面倒かけて」

箱の中をのぞくと「これこれ」といい嬉しそうな顔をした監督。

「いえ、、、でもこんなもの何に使うんですか？」

私はずっと疑問に思っていたことを監督に聞いてみた。

「あぁ、実は今度他校と練習試合をしようとおもっててな。
その時に使おうと思ってたんだ」

「え、練習試合で？でも今のユニフォーム使えばいいんじゃ」

「なるべく新しいユニフォームは汚したくなくてね」

「そういう事だったんですね」

なるほどね、、、

練習試合で使うのか。

でも練習試合をするなんて初めて聞いた。でもなんでこんな時期に？

「こんな時期に練習試合ですか？」

疑問に思っていたのは及川先輩も同じなようで、私が言おうとしていたことを先に言われてしまった。

「まだ相手の高校とは調整中でね、また正式に決まったら知らせるよ」

「わかりました」

と言い残し練習に戻っていった及川先輩。

「マネージャーありがとう。助かったよ」

「あ、いえ、、」

と私にお礼を言うと、監督は段ボールを持ち職員室に向かっていった。

この時期に練習試合をするのは本当に珍しい。

そういえばどこの学校とやるつもりなのか聞くのを忘れていた。

まぁ今度聞くか。