リスナー、、、？そんなの関係ない！【らっだぁ】

破壊されていく ページ14

Aさんの過去のお話
苦手だと思ったら自衛お願いします…
＿＿＿＿＿＿＿

夏になるたび体を壊すのは、





子供の時からだった。



いや、詳しく言うと、中学生の頃。




体が弱いんじゃない。




私が





あのまま





治らずに





壊れてしまったから＿＿＿＿＿＿









親なんか嫌いだ。


子供のこと分かってるふりをする。


でも、私は親が好きだった。


なのに


なのに


«Aはゴリラwww»

«ぶりっこだろwww…

«きもwwww»

『やめてよ。』

«は？やめないwwww»

«お前が悪いんだろ»



私は、中学一年生のころ、トラブルを起こした。


私含む女子数名と男子数名のけんか。


小学生のころも一回あった。


同じメンバーで、けんか。

そのけんかはいじめに近いものまでに発展し、私の心を抉り続けた。


ただしその事が大人の耳に入ることなく、私’’だけ’’が謝り事態は治まった。



でもまた起こってしまった。


今度は内通者が出てきた。


異様に相手の情報伝達が早かった。


私の味方もいた。


だけど事態は悪化した。


相手のグループの一人が私の親に言った。


私’’だけ’’が悪いように言われた。


三日三晩叱られた。


何度否定しても、ただ暴言が飛んできた。


涙を流すと、


「またそうやってすぐ泣く。泣けば許されると思ってる。悲劇のヒロインぶるのはやめろ。」


そう言われた。


あの時の私の顔はどうだっただろう。


困惑と悲しみと呆れ。


涙でぐちゃぐちゃの顔を必死に擦り、一言言えばほら解決。






『ごめんなさい。』






こうすれば大丈夫。


心臓が痛いけど、これで全て終わるなら。









自分が壊れていくことに





私は気づかなかった。







いや、









気づかないふりをした

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