【歌い手】僕は妹をレンタルします【まふまふ】

２６日目 ページ32

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「ど、どうですか…？」




試着をして出てきたAちゃんは

天使かと思わせるくらい可愛いかった。






ま「可愛い…似合ってるね」

「…あ、ありがとう…ございます」






そんな真っ赤な顔されちゃうと

僕も照れるじゃん。






店員さんに揃えてもらった服は

全てAちゃんに似合ってるから

そのまま買うことにした。






「絶対、高いです…申し訳ないです」

ま「そんな気にしないでよ！僕からのプレゼントだから受け取って！」

「すごく嬉しい…ありがとうございます」





その笑った顔が見れたことが

何よりも嬉しくて

帰ったらさっそく着せてあげようと思った。






けど、女の子の服って安いんだね。

こんなふりふりの可愛い服が

僕の今日のジャケット一枚より安いなんて…





嬉しそうにニコニコしながら

買ったばかりの服が入った紙袋を持つ

Aちゃんとお店を出た。





ま「じゃあ、食料品 買いに行こっか」

「はい！」





エレベーターへと向かおうと歩き出した

その時

僕の携帯が鳴り響いた。





ま「あ、電話だ…ちょっと待ってて」




Aちゃんと少し離れた所に行って

通話ボタンを押した。




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