乱数くんに恋する私。【ヒプノシスマイク】 (ページ17)

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乱数side.

女「乱数ちゃん、突然誘ったのにごめんね～」

乱「ぜーんぜん！連絡くれて嬉しかったよ！」

はぁ～あ、せっかく Aと楽しくデートしてたのに…でもこの子は無視すると後でめんどくさいから仕方なく別れて合流したけど

別れ際のAの顔、すごく落ち込んでたなぁ…

女「…って乱数ちゃん、聞いてる？」

乱「え、もっちろ～ん！僕がオネーサンの話を無視するわけないじゃん♪」

本当はこれっぽっちも聞いてなかったけど、お得意のアイドルスマイルで誤魔化す。

あれ、僕…珍しくぼーっとしてたな。

オネーサンとのデート中に仕事のことを考えることはあっても、他のオネーサンのことを考えることなんて今まで一度もなかったのに。

適当に話をしてオネーサンを駅まで送って別れてからスマホを見ると、一郎からメッセージが届いていた。

一「乱数～お前、Aとデートしたんだってな。ちょっと今話せたりするか？連絡待ってる。」

なんで一郎が知ってるんだろ？

AがTDDのメンバーと昔から仲がいいことは知っているから、きっと話をしたのだろう。

僕はシブヤ駅前の花壇に腰掛け、さっそく一郎に電話を掛けた。

乱「もっしも～し、一郎？どうしたの？」

一「乱数…ッ！大変だ、Aが…」

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