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『不審者には気をつけよう』 ページ15

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「FB大正解〜!ここは真嶋Aさんのお宅デェス!」

「寒いから早く入ろうぜ。」

「いやいやいやいやいや!!!!お前ら待てって!!!」

あろまがピンポンを押そうとしたとこを必死で止めたが、コイツらまじか。マジかこいつら。

「えっ怖い怖いなんで年下の女の子の家に上がろうとしてるのあんたら。」

「はぁ?ご飯ごちそうになるだけだべや。」

「そこがおかしくない!?別に誘われた訳でもないのにおかしくない!?バカなの!?」

「いや誘われたし。2人で練習してるとき、料理の話になってさ、Aが料理するっていうから、今度食べさせてね、いいですよ、ほら。」

「ほら!?!?!?それ普通に流されてるよね!?!?誘われてないよね!!!」

「FB…声でかい。マンションの廊下。」

「ぐっ……悪い…つい……。」

俺の中のツッコミ精神が爆発してしまった…そうだここ人んちの前だった…きっくんに注意されたのめっちゃ腹立つけど。

「まぁまぁいいじゃないすかー僕もうお腹減ったんでピンポン鳴らしていいっすか」

「いいよーあろまー。」

「いやだから待てって…」

ガチャ
ドンッ!!!!

「いってぇ!」
『へっ!?ごごごめんなさい!?』

タイミングよくAちゃんが出てきて開けたドアとあろま先生はごっつんこした。

「あろまァ!!大丈夫か!?大変だ!!早く中に!!!」

「うぐぐ…早く中に入らないと俺はダメかもしれない……」

『えっ!?あ、あのちょ、えっ!?ちょっと勝手に入らないでくださ、あろまさぁん!?はやっ!!!!』

きっくんとあろまは無理やり家の中に入っていた。中からはAちゃんの困った声が聞こえてくる。

「どうするよFB。」


「………お邪魔しよっか。」


こうなったらアイツらは止められないので諦めて、というか諦めてもらって俺達も中に入ることにした。

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作品ジャンル:ラブコメ
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電話帳II(プロフ) - こんにちは!はじめまして。作者さんのギャグセンスが良すぎて定期的に読みたくなります...(笑)更新待ってます! (2018年6月9日 0時) (レス) id: 4894d22b80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚木ましろ | 作成日時:2016年12月9日 23時

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