【カオス】ラブシュトーリーは突然に。 (ページ13)

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『小さな世界』ページ13

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家に帰ったあと、せっかくなのでリアルタイムで数メートル先で行われてる生放送をみることにした。

「うわぁきっくん酒こぼした～」

「ちげーよ！いまのFBがやったろ！」

「ガハハハハ！！！」

さっきまでこの人たちと同じ空間で話してたなんて夢だったようなそんな不思議な気分だ。

『ほんと人生なにがあるか分かんないなぁ…』

思えば私のバイト先の常連客……あれは絶対FBさんだ。素顔を初めてみてわかったけど。
こんなに世間は狭いのか……。

「今日はほんと面白いことあってさ、あ、これは皆には話せないんだけど」

「あ〜あれね～あれはね～ぶはっ！やべ、思い出すと笑っちゃうんだけどww」

あれって…あろませんせ…あれってなんですか…

「ハwwwンwwガーwww」

ですよねぇ！！！このひとたちわたしを話のネタにしようとしてます！！！お母さん！！！

「あ、そうだ今日の晩御飯はメンバーで外に食べに行くんだ。」

ーえっまだ食うのか。
ー外食？？？4人で珍しいね。
ーハンガー気になりすぎてヤバイ

「えっそうなの？俺聞いてないけど」

「さっきあろまと俺で決めた。いい店知ってんだよ。な、あろま？」

「まぁ近場だけどねいい店だよwwね、きっくん。」

「なんか怪しい………。」

お酒呑んでるからご飯食べないのかと思ったら外食行くんだ皆。
もうかれこれ2時間経ってるし私もそろそろご飯買いに行こうかな。

「というわけでじゃあ今日はこの辺で全世界のみんな、ばぁあああああい！」

ちょうど放送も終わったしスーパー行こう。

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