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stage*3 きっくんside ページ8
「あの時のあろまはまじで今のあろまみたいな顔してた。」
「般若だったな。」
「あのさ…ひとつ言っていい？」
一通り話を聞いたがまず俺には言いたいことがあった。
「どうぞ」
「お前ら最低だな」
ーきっくんに同意
ーこりゃあろまも般若になるわ
ー般若になった原因はFBたちか…
コメントは非難の嵐となっていたがほんとに俺があろまだったら絶交してたレベルにこいつらひどいなと心の底から思った。まじで。
「「すいませんでした。」」
「若気のいたりです。」
「妹を守りたかった。」
「もっと違うシチュだったらいけたかもしんねーのに」
ほんとにムードとかさ、考えろよと思う。まぁ高校生だし仕方が無いか。
「もういいよそんな昔のこと」
「でもあのあと普通に皆でゲームしたよな。あろまとAちゃんメンタル強すぎでしょ。」
「確かに。」
「でもそんな甘酸っぱい過去があろまにあったなんてなー」
「俺らとは大違いだな！」
「いまどんな感じなんだろなぁあいつ」
とあろまは小声でつぶやいたつもりだがしっかりとマイクにのっていた。
ーこれは…
ーお？
ーお？
「おっ？気になっちゃう感じ？」
「おっ？再び始まるラブストーリー？」
「しね」
「そうだなぁ。俺も最近会ってないけど1番新しいときの写真あるよみる？」
「めっちゃみたい！！！！」
「あーみたいみたい送って？」
「いまグループに貼ったー」
「おっどれどれ」
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作者名：柚木ましろ | 作成日時：2015年3月22日 16時
