どうしても選べない(鏡飛彩VS花家大我) ページ7
珈琲の香り。カフェのふかふかソファ。右隣にいるそのひとに腕枕されて。
ぽわわ〜ん……。飛彩先生の腕枕……しあわせ……
隣でコクリと真面目なカオで珈琲を飲んでる仏頂面の横顔に見とれてたら左隣からした声。
「…おい。もういーだろが」
「何?まだたった五分だけだ」
「いー加減長ぇんだよ。今度はこっちの番だ」
いきなり後ろからぎゅっと抱き締められた。
「ホラよ。後ろからハグってヤツだ」
「!(きゃあぁぁ////大我先生のハグっ)」
「貴様、まだ俺の番が終わっていない!」
「てめーはもう終わりだ。おいA、今度はオレの番でいーよな?」
(ひゃああ耳元で囁かないでっ!)
「〜!(コクコク)」
どきどきどき
面白くなさそうにムスッとこっちを睨んでる飛彩先生。
「おい…まだか。…独占するな」
「んだよてめーだってコイツをたっぷり独り占めしてただろーが」
「ほんの少しだけだ。それにハグはしていない」
「は、羨ましいってのか?」
「なんだと!」
バチバチ…っ!!さっそく始まった睨み合い。
「わ〜やめてやめてっ!あ〜もうカフェ出よっ?(もーすぐにケンカになっちゃう。なんとかならないかなあ〜…)」
お店を出て歩き出そうとしたら…
ドガァアン!
「!?」
突如近くで起こった爆発。建物を破壊して暴れている怪物。
「バグスターか!」
「ちっ、出やがったか」
二人は顔を見合わせた。
「…やるぞ」
「ああ…」
「!」
ベルトにガシャットを挿入して一瞬にして変身すると、襲い掛かってくるバグスターたちに反撃して背中合わせで戦う二人。
ガン!ガァン!
「お坊っちゃん、そっちだ!」
「分かっている…!」
バキィッ!
お互いをフォローして、ぴったり息の合ったそのコンビネーション。
「!(わぁ〜っ…すごい…!!)」
あっという間に戦いを終えた二人は変身を解除した。
「二人ともすごかったよ!息ぴったりだったもん」
「フン…」
「まあな…」
素直じゃない二人。相性が良いのか悪いのかわかんないけど。良いコンビだってことは、きっとたしかだね?
「ふふっ」
「あ?」
「A、何が可笑しい」
「ごめんね、どっちかなんて選べないよ。だって二人とも大好きなんだもん!」
ニコッと笑って二人の腕にぎゅって抱き付いた。
「お、おい…////」
「大好き…かよ////」
両手にサイコーに贅沢な、
華を抱えて。
『どうしても選べない』
いつも一緒に1(みんな&鏡飛彩)【*Happy Birthday!*彩希さまへ】→←憧れ(檀黎斗)
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彩希 - そうなの!?面白いんだ(笑)私もいきたーい!!チャットめっちゃ、嬉しかったよ♪ (2017年8月29日 9時) (レス) id: 0a944ca153 (このIDを非表示/違反報告)
はむぽこ(プロフ) - 彩希さん» チャットでも?いいなぁ〜☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆映画ね、ひいろ先生めちゃくちゃ笑えるよ(笑)見てのおたのしみ♪( ´▽`) (2017年8月28日 22時) (レス) id: 3ea697d049 (このIDを非表示/違反報告)
彩希 - うん!!まだだよ?(笑)さきの笑顔を取り戻すって。言われた時キュンキュンしたもん(笑)チャットでも嬉しいことあったし♪ (2017年8月28日 21時) (レス) id: 0a944ca153 (このIDを非表示/違反報告)
はむぽこ(プロフ) - 彩希さん» さきちゃんはいっぱい名前呼んでもらえていいよね〜うらやましい(≧∇≦)すごい希望のある終わり方だったよねヽ(;▽;)ノよかったよかった!さきちゃん映画まだなんでしょ?わたし見たけどもっかい見ないとわかんない笑 (2017年8月28日 18時) (レス) id: 3ea697d049 (このIDを非表示/違反報告)
彩希 - おはよう。昨日はありがとね!!確かにいい終わり方だったね…。何かさ、最後のひーろ先生の言葉に感動したし自分の事じゃないのに名前沢山呼んでくれたから呼んでくれたから嬉しかった(笑)素敵なプレゼントありがとう!! (2017年8月28日 9時) (レス) id: 0a944ca153 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はむぽこ | 作成日時:2017年8月24日 23時