ETERNAL

After half a year T ページ47

「A...A....ぁ....んっ」

久しぶりにAの身体を隅々まで堪能するオレ。

「安定期とは言っても子宮が収縮するとお腹の赤ちゃんが苦しいから、あまり感じさせないでね」

Aが甘い吐息を漏らしながら、うるんだ瞳で懇願する。

「それ難しいな...努力はする、けど」

Aの滑らかで柔らかい肌の至るところに吸い痕を残しながら、オレは苦笑した。

赤ちゃんが苦しいのは勿論オレだって避けたい。

でもそれ以上に自分の理性が持つか心配で。

２ヶ月以上もちゃんと触れられなかったAの身体を目の前にして、手加減できる自信なんてなかった。

ごめんよ、赤ちゃん。
今夜だけはオレを許して。

オレはAの蜜が溢れ出してる場所に顔を埋めた。

「ぁっ、ゆう、待っ..ぁぁっ」

割れ目の間から膨らむ芽に舌を這わすとAの身体がびくんと跳ねた。

何度も何度も優しくそっと舌で擦れば、Aの腰が切なそうに揺れ、声にならない喘ぎを漏らし続ける。

シーツを握りしめようとしたその手を、オレはとっさに握って指を絡ませた。

何処もかしこも繋がっていたい。

離したくない。

「ゆう..たぁ、もう、ぁっ...」

Aの目尻に溜まった涙がシーツに滑り落ちていく。

「A」

濡れぼそっている場所へそっと指を入れれば、そこはオレの指を捕らえて締め付ける。

「もう欲しい？」

コクンとAが頷く。

余裕ぶって訊いたオレの方が本当は限界で。

既にオレを受け入れる準備の出来ている、とろとろになったその場所に、オレは滾った自身を宛がった。

「入れるよ、んっ」

「あっ....あ、んんっ」

オレの指に責められ、甘い声で啼いていたAの声が更に高くなる。

ゆっくりと自身をAの中に埋めていく。

赤ちゃんの負担にならないようにそっと。

「ﾊｧ...やば...もう出そ...」

「あっ、ぁぁっ、ゆ...たっ」

「Aっ、あんまり締め付けない..で...」

久しぶりのAの中は目眩がする程気持ち良くて。

思わず堪えきれない声が漏れるのが恥ずかしくて、オレはAにキスをした。

「んんっ」

ずっとAの中に入っていたい。
繋がっていたい。

だけど、少しでも動いたら絶対すぐに達してしまいそうで。

ガキみたいに興奮して自分だけ満足して果てるなんてさすがにかっこ悪すぎだろ。

「裕太？」

いつまでも動かないオレを不思議に思ったのか、Aが心配そうにオレを見つめた。

甘い夜 T→←離さない T

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