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私の任務2 ページ4

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会場には私を含め、捜査員10名配置されている。

別室で待機している者も数名。

湯川准教授の周囲には、私ともう1名が付いている。

准教授は、水割りを片手に談笑している。






(---!?----!)



不穏な気配を感じた。









(殺気---!!)







周囲を見渡し、キラリと光る物を懐から取り出しながら准教授に近づく
不審な男---!!

「准教授っ!!」

私は思わず声を上げた。

その声に不審者は少しビクッと肩を揺らしたが、そのまま准教授に近付き、
首に腕を巻きつけ、准教授の顔にナイフを突きつけた。

「動くな!!」

准教授を羽交い絞めにしながら、周囲に向かって叫ぶ犯人。








その時、スッ-と私の目の前にホテルの制服を着た男性の後ろ姿が現れた。

(タケ---。)

彼は、後輩の捜査員。

後ろ手で、サインを送ってくる。

(あ・れ・や・り・ま・す・よ・・・)

その、サインを確認した私は数歩後ろに下がった。






.
タケの影で、犯人から私の姿は確認出来ない。



(5-4-3-2-1・・・)


後ろ手で、カウントをとるタケ。


1の指を折ると同時に私は強く一歩、床に踏み込む。
それと同時にタケは、すっとしゃがんだ。



しゃがんだタケの肩に、両手をついて一気に犯人の顔面に私の靴底を蹴り込む。

驚いた犯人は、羽交い絞めにしていた腕をふっと緩めた。

その隙にタケが准教授を犯人から引き離して保護。

片手で、顔面を押さえながらも、ナイフは放さなかった犯人は私に襲い掛かる。

「ザッ・・・//」

私の左肩が、熱を持った。





(チャンス!懐ガラ空き---)



私は懐に入り込み、犯人がナイフを持っている方の腕を掴み一本背負い。


テーブルの上に犯人を投げ飛ばす。



食器や花瓶、グラスが割れる音を聞きながら、即座に手首の関節を決めナイフを奪い、
うつ伏せにひっくり返して、肘・肩の関節を決めながら取り押さえる。


「犯人、確保----っ!!」





会場内に配置されていた捜査員が一斉に集まる。
3人がかりで犯人を連行していく。

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ライ - 面白いです!! (1月30日 19時) (レス) @page37 id: 743479abf0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:masha-sakura | 作成日時:2023年7月18日 13時

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