私の部活の先輩方が尊すぎる件について【実話】 (ページ4)

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第3話卓球部ページ4

Aside

幸いにも私の担任の先生が卓球部の2人目の顧問だったため入部について困ることはあまり無かった
途中入部だったため怖くて若干緊張してしまった。
それでも、部長の3年生が優しく教えてくれたり、声をかけてくれたので緊張が解けた

佐藤先生が入部のための資料を取りに行ったとき、1人の女子の先輩が声をかけてくれた

凛花「私菊池凛花っていうの！夢咲Aちゃんだよね？よろしく！」

「よろしくお願いします」

この人は2年生の菊池凛花先輩。2年生ではゆういつの女子

少しお話をしていた所、佐藤先生が職員室から帰ってきた

佐藤先生「入部にあたってお前の戦型を決めなければならない。今のお前の戦型だがこれだと大会で勝ち上がっていくには厳しいだろう。そこで戦型を決める、卓球には色んな戦型があるがまず裏面ラバーを両方に貼った攻撃選手。今のお前の戦型だ。次に氷室がやっているカットマンという戦型、そして菊池がやっているブロックマンという中国式ペンホルダーを使用し、粒高ラバーを使う戦型だ。ちなみに俺はブロックマンをオススメするがな」

頭の中で色々考えた。どれがいいのだろう。ただこの先生は相当な実績がある。特に女子にあたっては何度も優勝経験のある先生だ。

「じゃあブロックマンで...」

私がそう言うと先生はカタログを広げそれに合うラケットとラバーを教えてくれた。

佐藤先生「とりあえず打ってみるか」

そう言われ私は、元々持っていたラケットを取り出し、卓球台の前に立った

まずは簡単なフォア打ちからだった

少年団で教わったことをやりながらやってた

佐藤先生「体験も見てたがお前のフォームはかなりバラバラになっている。しかしこれはまだ直せるな。」

そう言い、私のラケットを持っていき、先生の引き出しから何かを取り出した

粒高のラバーだ

先生は私の裏面のラバーを慎重に剥がし、新しいラバーを貼り付けた。

佐藤先生「ラケットは買わなくていいわ、しばらくはこれを使いなさい」

「はい！わかりました」

佐藤先生「あとちょうど明日遠征があるんだ。お前も参加な｣

ん？？？いきなりですとぉ！？

そう言われ、部活は終わった

のの「Aも卓球部入ってくれたんだね」
帰り道ののがそういった

「うん」

のの「そういえばさ...

卓球部の先輩尊くない？」