【文スト】転生したら兄に後戻りできないレベルで愛されてしまっているのだが。

サー ページ12

A視点




そして同時に私は速やかに混乱する。




いや嘘マジで？エッそんなに？正直そんな思ってくれてるとは思わなかった………

えぇ良心の痛みが半端じゃない………嘘だろ………申し訳なさで吐きそう………




中原さんは再び息を吐いて、ま、と言って私の頭をぽんぽんと軽く叩く。




「手前の言い分も、過去と別れる為に何かしてェってのもわかる。それが悪いとは言わねェ。

だがな、それを心配する人間も、手伝ってやりてェって思う人間も居るンだよ。

良くも悪くもだが、周りを見ねェ・頼らねェってのは手前の癖だぞ、A。」



『………はい。』



「まァ落ち込むな深く考えるなも無理な話だろうけどな、深く考えすぎてもどうにもならねェ。

これから変えればいいんだよ。」




そう言ってニカッと笑う中原さんに全人類が惚れた。寧ろ惚れない人間とかいる？いないよね？ていうか居たら殴る。




エッ、いや中原さんイケメン過ぎでは？え？いや知ってたけど？？

最初ビビってすみません心配かけてすみませんもうなんか生きててすみません………




ええ、もう、ええ？いや、うん、シンプルに中也さんが兄に欲しい………もしくは父………

流石文スト界のスパダリ代表………なにこれ神様私いま転生してからと云うもの一番幸せかもしれない………ありがとう………




因みにその後海辺を一緒にちょっとふらついた後に帰りました。最高では？？

壱→←わん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す