【文スト】危険人物に生まれ変わったので生を謳歌してやろうと思った。勿論後悔も反省も全然していない。

外出が三十三回 ページ35

A視点




あーでもキャラ崩壊させないのはもう無理だよな………ここまで来たら………胡麻団子うめぇ………

私はもっちゃもっちゃと団子を食べながらフィッツさんに話しかける。




『ちょっとフィッツさんからもこのクレイジーサイココンビに何か言ってやって下さいよ〜！

ねぇフィッツさ〜ぁ〜ん〜！』



「ＨＡＨＡＨＡ！まぁ如何でもいいんじゃないか？」




あっけらかんとして言うフィッツさんに私は机に頭をガンと打ち付けて云う。




『やだコイツ薄情者………妻帯者で愛妻家だから私も信頼して頼ったのに………

なのに如何でも良いの一言で切り捨てやがったぞ………これも私に興味が無い故か………』



「と言うか。貴女今何処にいるのかしら？」



『ストーカーに居場所教えるバカっている？』



「日本ですよ。」



『畜生情報収集の速さ！！いやまぁそりゃ毎日貢ぎ物届くんだからそうだよね！知ってるよね！

むしろなんでクリスティさん知らなかったんだクリスティさァん！！』



「同担拒否派ですし、他のパトロンと出来るだけ関わりたくありませんので………

そしてお前は死ね」



「お前が死ね」



『口わっる………』




キャラ崩壊ってレベルじゃねぇぞ、と私は小声で呟いて胡麻団子を口に放り込む。

本当にもう取り返しがつかないレベルになってきたんだけどどうしよう。もうどうしようもないかもしれない。

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