外出が十回 ページ12
A視点
ふぅ、と一瞬で大分疲れた私が一拍置いてまた話始める。
『でさ、つまんない口説き文句は良いんだけど。
なんか前、人に迷惑を掛けない清くクリーンなジサツが信条とか言って無かったっけ。』
「ああ、そうそう。
だのに君に迷惑を掛けたのだ、これはこちらの落ち度。何かお詫びを____」
そこで敦君からぐぅぅと大きなおなかの音が聞こえてくる。
良かった………また原作が開始された………ここで止まったらどうしようかと………
私は再び原作が始まった安堵と、ヲタクとして目の前で原作が展開されてる天国に幸せになり、こにこしながら二人の会話を見守る。
すると間も無く国木田さんの声が聞こえてくる。
「こんな処に居ったか唐変木!」
「おー国木田君ご苦労様!」
「苦労は全てお前の所為だこのジサツマニア!!お前はどれだけ俺の計画を乱せば____」
『同僚サン相当お怒りなんだけど。何したの?』
名前も理由も知っているが知らないふりをする。そうしないと色々面倒だからだ。
今私が知っている情報と知らない筈の情報のすり合わせって結構大変なんだよなぁこれが………
「ちょっとね。何時もの事だから気にしなくても良いよ。
………そうだ。君、良い事を思い付いた。彼は私の同僚なのだ。彼に奢って貰おう。」
「へ?」
「聞けよ!」
わぁ国木田さん弄るの楽しそう………私もいつかやりたい………
そこでピロンとスマホから音が鳴ったので確認すると、沢山のパトロンから良い条件の物件が沢山送られていた。
もう全部既に購入済みなんだからどれだけ私に気に入られたいのかが伺える。
私はついついと画面をスクロールしたりリンクをタップして開いたりして、一番いい物件を探す。
しかしまぁどれも豪華で好条件である。すげぇな。
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紅(プロフ) - 終わっているですと!? (2月20日 0時) (レス) @page48 id: c840862e70 (このIDを非表示/違反報告)
くまさん - お願いします!!!終わらないでください!超好みの小説なんです〜! (12月10日 1時) (レス) @page48 id: 888b8ee33d (このIDを非表示/違反報告)
メープル - こういうのホンっと好きです!続きをお願いします!!!! (12月9日 14時) (レス) @page48 id: e52a8096f8 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - おわた? (12月2日 10時) (レス) @page48 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 終わっ…て…いる…? (9月8日 16時) (レス) @page48 id: 8f5d606c19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豆腐教信者 | 作者ホームページ:
作成日時:2019年4月20日 9時