四十話 ページ42
A視点
私はニコニコ笑いながら、二人に向けて話す。
『まぁまぁ。受験前でピリピリ緊張してるのは判るけど、そう決めつけるのは良くないんじゃないかな』
そう言えば、二人を含めたみんなの視線が私に集まる。
内心集まった視線にビビるが、何とか外面だけは取り繕って喋る。
『彼、ただ心を落ち着かせようとしてるか、先生が仰った事をより深く理解しようとして繰り返しているのかもしれない。
それに彼が真面目に受験に参加しているのだったら、君の言葉は彼への大変な侮辱になる。
私達の価値観だけで人の行動を推し量るのは良くないと思うな。
あ、君の言う事も勿論一理あると思うよ？悪意があった訳じゃ無いだろうし』
「いや………君の言う通りだ！縮れ毛の君、すまなかった！」
「あ、いや、大丈夫です！」
やりたい事やった私は満足である。
いやぁ、原作のままだとちょっと可哀想だなって思ってたし、拾ってもらったハンカチのお礼も出来て良かった！
それにこれ位の改変だったら未来に影響とかもないでしょ………大丈夫だよね？
そう考えていると、プレゼントマイクが喋り始める。
「ＯＫＯＫ、一段落着いたみたいだから受験番号7111くんのナイスなお便りに答えていくぜ！
四種目の敵は0P！そいつはいわばお邪魔虫！スーパーマリオブラザーズやったことあるか！？
あれのドッスンみたいなもんさ！各会場に一体！所狭しと大暴れしている「ギミック」よ！」
「有難う御座います失礼いたしました！」
プレゼントマイクにそう言って九十度に腰を曲げて頭を下げ、お礼を言って座る飯田君。
うん、見事に原作通りの動作だ。素晴らしい。
そう思っていると、プレゼントマイクが再び喋り始める。
「俺からは異常だ！！最後にリスナーへ我が校“校訓”をプレゼントしよう。
彼の英雄ナポレオン＝ボナパルトは言った！「真の英雄とは人生の不幸を乗り越えて行く者」と！
“
おお………なんというか、実際に言われるとこの演説聞き入っちゃうな。
そう思っていると皆が受験会場に散っていったので、私も後に続こうと立ち上がれば緑谷君に声を掛けられた。
「あっ、あの！さっきは有難う御座いました！」
『ハンカチのお礼だし気にしないで良いよ。それに私がそう思ったから言っただけだし』
そう言って立ち去る私。えっ待ってカッコよくね？？
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イチカ - ポイズンネタに思わず爆笑してしまいましたw (2023年1月29日 13時) (
レス) @page47 id: 4c1e53102c (このIDを非表示/違反報告)
豆腐教信者と豆板醤の絡め合え(プロフ) - （゛゛）さん» そう言って頂けて嬉しいです！ですが、ちょっとあの作者リアルが忙しいので其処ら辺は無理っぽいです…すみません… (2019年5月2日 23時) (レス) id: 342d18db20 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐教信者と豆板醤の絡め合え(プロフ) - No.0さん» いえ誤字です本当に申し訳ありません…直しておきます… (2019年5月2日 23時) (レス) id: 342d18db20 (このIDを非表示/違反報告)
（゛゛） - 轟様最強だ！ヤバい！検定とか、作れたら作ってください (2019年5月2日 20時) (レス) id: 50935d5c09 (このIDを非表示/違反報告)
（゛゛） - 泣きそうなくらい、はまりました。お願いします。性格がどうとか、どうでもいいので、高校卒業してからのやつとか作ってください。誤字脱字は、ある程度はいいです。上から目線すいません。 (2019年5月2日 20時) (レス) id: 50935d5c09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豆腐教信者
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作成日時：2018年11月4日 23時
