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染まる ページ5

春、卒業式を終えた後は、ほぼ恒例のボタン争奪戦。

俺もまあまあモテる方だったらしく、奪われかけたから、先に第二ボタンは取っておいた。



生徒会長としての最後の仕事を終えたAは、少し駆け足で戻ってきて


「ごめん、遅くなっちゃった。」

と頬を赤らめた。

「これ、Aに。」


女性らしい華奢な手を取って、あらかじめ取っておいた第二ボタンを握らせた。

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作者名:いろはすてぃやん。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/29d3d61d301/  
作成日時:2018年10月6日 11時

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