きゅーぅ… ページ11
総悟が山崎たちをぶっ飛ばし
ミツバにたしなめられている
私は、それを陰からそっと眺めていたのだが
「ん!A、君も早くこっちに来てミツバ殿と話さないか」
空気を読まないのか、それともわざとか
局長が、私の事を呼ぶ
「…久しぶり、ミツバ」
ちょっと微笑みながら、ゆっくりと出て来て話しかける
それに、微笑み返しながら久しぶりと返してくれる
相変わらず、優しいな
「私は仕事があるから部屋に戻りまさぁ。また後で」
そう言って、自分の部屋へと戻る
障子をぴしゃりと閉めて、その場に座り込む
きっと、始めから怒ってなんていないんだろう
ミツバが付いていくことができなかったのに
同じ女の私だけついていけたことには
それでも、私はちょっと怖いんでさぁ
ミツバに嫌われてたら、って思うとねぃ
監視カメラの映像を流し見していると
総悟がミツバの手を引き、楽しそうに走っていった
…さて、私は副長でも探しに行くとしやすか
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風狐 蓮翠(プロフ) - 日波輪廻さん» ありがとうございます!お星さままで…感謝です! (2017年2月21日 21時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)
日波輪廻(プロフ) - 読みました!とても面白くて笑っちゃいました!星も一番右を押しました! (2017年2月21日 21時) (レス) id: 2dbf9d3e38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風狐 蓮翠 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年1月18日 16時