四十一話:夜の特訓 ページ44
それから3.4時間
夜も更け、私は訓練をしに行こうとしていた
すると後ろから
「どこに行く気だ」
サスケに、肩を掴まれてしまう
「ちょっとした訓練だよ。サスケの足を引っ張らないように、強くならないといけないからな
…いざとなれば、私が身代わりになれるぐらいに」
そう言ってから、今日は弓矢も持って、行ってくると言う
しかし
「俺も一緒に行く。一人じゃ夜は危ないだろ」
「そんなことないさ、今までだって大丈夫だったし。まだ何にもないよ」
私は笑ってそう言いって、家を出ようとした
だけど
「じゃあ俺も強くなるために訓練しに行くのはいいな。チームワークを鍛えたいと思ってたところなんだ」
そう返されてしまう
ふふっ、と笑いを零してから
「二人じゃチームワークじゃなくって、コンビネーションだろ」
そう言いながらも、止めはしない
一人での修行も、少し飽きてきたところだ
たまには、こういうのもいいだろう
何時も訓練をしている、林のような場所につき、私は弓矢をかまえる
そのまま引きしぼって、何時もの木を狙って放つ
しかし
「風の読みを間違えたかな…少し外れたか」
それとも、眼鏡をかけてるせいかな?などと考えながら矢を取りに行く
サスケは、私の様子を見てこう呟いた
「お前、遠距離の方が得意なのか」
「んー…解らん。ただ持久力とかはないから、遠距離の方が向いてるんじゃないか?」
敵の前でドンパチやるなんて、勇気のない私にはできない事だから
殺気をすぐ傍に感じなくっていい、遠距離攻撃の方が好きなだけなんだよ
そんなことを、心の中でそっと呟いてから
サスケと一緒に、一対一で模擬戦をやってみるのであった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 78人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» 違うな、役立たずなりの役立ちかたさ…(あれ、自分で言って悲しくなった) (2017年1月10日 23時) (
レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)
博雨 聖菜(プロフ) - おお…イケメン女子か貴様……← (2017年1月10日 23時) (レス) id: cb6313759d (このIDを非表示/違反報告)
風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» そうだと、いいなぁ…でもサスケに守られるんじゃなくて、守ってしにたい派← (2017年1月10日 21時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)
博雨 聖菜(プロフ) - 風狐 レンスイさん» 大丈夫、サスケが守ってくれるさ(*`･ω･´)← (2017年1月10日 21時) (レス) id: cb6313759d (このIDを非表示/違反報告)
風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» ホントにな。まあ私は行ってすぐに、また逝くことになるんだろうけど (2017年1月10日 21時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風狐 レンスイ | 作者ホームページ：
作成日時：2016年12月19日 22時
