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三十六話:演習の目的 ページ39

三人が暫く押し黙ってから、始めに口を開いたのはサスケだった

「おいA。もしかしてこの演習の目的は、チームワークを確かめるための物か?」

その言葉に、驚いた顔のサクラちゃんと

理解ができていないナルト

そして、少し微笑んだ私

「さぁな、聞く相手は私じゃなくって先生だろう?」

「…そうなのか」

カカシの方に顔を向け、改めて聞き直したサスケ

一つ頷いたカカシは私に向かって

「何時気が付いたんだ」

また尋ねてきた

「鈴が三つのあたりで薄々、戦ってる最中に確定。鈴二つにしない辺りも何ともいやらしいと感じた」

それにただ淡々と返してから付け足す

「もし鈴が二つなら、私が三人に鈴を譲った時点でサスケもやめるって気付いてたんだろ

 …実際そうだよな、サスケ」

私がサスケの顔を見上げれば、嗚呼。とだけ返ってきた

サスケって、シスコンだったっけ?

まぁいいや、誰かに頼られたし必要とされるのは嫌いじゃないし、嬉しい

それがサスケなら尚更な

・・・たとえ、どんな理由だったとしても

「とりあえずサスケ、もう降ろしてくれて大丈夫だ。十分満足もしただろう?」

そう言って降ろしてもらい、少し伸びをする

それから、私はカカシに尋ねる

「で、私がそれを辞退するっていったらどうするんだ?」

その言葉に驚くカカシだが、まぁまてと言われる

「午後からもう一度試験をする。最後のチャンスだな

 ただしもっと過酷な鈴取りだ合戦だ!挑戦したい奴だけ弁当を食え、ただしナルトには食わせるな」

んー、ここら辺やっぱり原作とは変わらないんだな

もうちょっと大きなきっかけとかが必要か

そうこう考えているうちに、カカシは伝えることを伝え終えたようだ

そして私に向かって

「A、お前もナルトに飯をやったら失格だ。わかってるな?

 それから、少し此奴らに忍者について話してやれ」

「へいよ、解ってます」

適当に返事をして、私は弁当を手に取っていただきまーすと口にする

三十七話:演習の目的2→←三十五話:足りない脳みそで考えろ



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風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» 違うな、役立たずなりの役立ちかたさ…(あれ、自分で言って悲しくなった) (2017年1月10日 23時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)
博雨 聖菜(プロフ) - おお…イケメン女子か貴様……← (2017年1月10日 23時) (レス) id: cb6313759d (このIDを非表示/違反報告)
風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» そうだと、いいなぁ…でもサスケに守られるんじゃなくて、守ってしにたい派← (2017年1月10日 21時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)
博雨 聖菜(プロフ) - 風狐 レンスイさん» 大丈夫、サスケが守ってくれるさ(*`・ω・´)← (2017年1月10日 21時) (レス) id: cb6313759d (このIDを非表示/違反報告)
風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» ホントにな。まあ私は行ってすぐに、また逝くことになるんだろうけど (2017年1月10日 21時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風狐 レンスイ | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年12月19日 22時

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