二十六話:自己紹介といたしましょう ページ29
お昼を食べ終わり、私達七班は部屋で先生を待っていた
何時まで経っても来ないなぁ…
なんて、私はのんびりと考えていたのだが
「ちょっと!!何やってんのナルト!!」
そんなサクラちゃんの声が聞こえてきて、ナルトが黒板消しを扉に挟んだことが解った
…カカシ先生がかわいそうだから、とっといてあげよう
「ナルト、馬鹿なことすんじゃねぇ。何事も第一印象が大事なんだ
こんな事して最初っから先生に嫌われたらどうするんだ」
黒板消しをとって、軽くナルトにお説教
そこまでは良かったんだけど
「で、これどこにあったの?」
そう聞きながら、黒板消しを持っていた手を、顔の横まで持ってくる
ここでなぜが発動するんだよなぁ、私の注意力の無さ
顔の横まで持ってきた黒板消しは、しっかりと持っていなかったせいか私の手から飛び出し
ちょうど入ってきたカカシ先生の顔面に直撃させてしまう
「「「あ……」」」
サスケ省く私達三人の声が重なり
私はそのままのポーズで固まっていた
顔をチョークの粉で真っ白にしたカカシ先生は
「お前らの第一印象はぁ……嫌いだ!!」
そう、言われてしまいました
_場所は外に移動して、自己紹介となる
順番的に、カカシ先生、ナルト、私、サスケ、サクラちゃんの順
あ、最初の二人は原作と変わりがなかったから省くよ
「次、黒髪の女の子」
「名はうちはA、好きなものは甘いものとその他諸々
もう一つ上げるなら仲間を大切にする人
嫌いなものは苦いものとトマト、それから痛いこと
将来の夢は人には言えない
趣味はお菓子作りと読書と色々」
適当につらつらと言葉を並べて、次のサスケにバトンタッチする
カカシ先生が次と言って、サスケが口を開いた
「名はうちはサスケ。嫌いなものならたくさんあるが好きなものは……
夢なんて言葉で終わらす気はないが、野望はある!一族の復興と、ある男を必ず…
ころすことだ」
可笑しいな、サスケ原作では好きなものは別にないって言うはずじゃ
などと私が疑問に思っている間に、サクラちゃんの自己紹介が終わっていた
聞き逃しちゃったけど、別にいいかな
カカシ先生が私の方を見ていたから、読唇術である一言を言ってやった
そして私は、カカシ先生が配ったプリントに目を通していくのだった
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風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» 違うな、役立たずなりの役立ちかたさ…(あれ、自分で言って悲しくなった) (2017年1月10日 23時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)
博雨 聖菜(プロフ) - おお…イケメン女子か貴様……← (2017年1月10日 23時) (レス) id: cb6313759d (このIDを非表示/違反報告)
風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» そうだと、いいなぁ…でもサスケに守られるんじゃなくて、守ってしにたい派← (2017年1月10日 21時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)
博雨 聖菜(プロフ) - 風狐 レンスイさん» 大丈夫、サスケが守ってくれるさ(*`・ω・´)← (2017年1月10日 21時) (レス) id: cb6313759d (このIDを非表示/違反報告)
風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» ホントにな。まあ私は行ってすぐに、また逝くことになるんだろうけど (2017年1月10日 21時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風狐 レンスイ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年12月19日 22時