二十四話:理由 ページ27
とりあえず、原作ではカカシ先生とナルトの家に向かうはずだから
ナルトの家に行くために通る道を走る
ナルトの家から火影様の家に向かってな
私の予想より少し時間がかかってしまったが、火影様には無事に会えた
「火影様!少しお聞きしたいことがあるのですが宜しいですか」
息を切らしながら駆け寄って、そう尋ねる
「どうしたんじゃ」
少し驚きながらも、私の話を聞いてくれるようだった
「私の班のバランスが、少し気になりまして
サスケはアカデミー1ですし、サクラちゃんはくノ一1技術面と頭脳面で秀でています
ナルトは…あれですが。この3人でバランスが取れているのではないでしょうか?
正直なところ、私はいらないと思うのです」
私がそう言ったら、火影様は少し笑いながら
「いや。お主にはサスケの歯止め役や、チームの仲を取り持つなど
これが一番得意だと思ってな
現時点ではお主がいるいないでチームの結束度は大きく変わる
だからじゃよ」
そんなことを言ってくれた
私はそんなん上手じゃないんだけどな
けど火影様、カカシ先生の演習の前にそんなん言っちゃっていいのか?
別にどうでもいいけど…
「…解りました。ありがとうございます
お取込み中の所、邪魔してしまい申し訳ありませんでした」
私は一礼をして、その場からサスケ達の場所まで急いで戻った
…今頃サスケがサクラちゃんにあのセリフ言ってる所かなぁ
いや、もう少し前かな
などと思考をめぐらしながら
結局その場に私が付いたときには
「お前、うざいよ」
サスケがそう言った瞬間だった
サスケがその場を離れてから、私はそっとサクラちゃんに近づいた
「あ、A…さっきの見てた?」
「途中からな。サスケの事を悪く思わないでくれよ?」
私は兄弟として、そう言った
サクラちゃんは笑って、そんなふうに思うわけないでしょなんて言ってくれたけど
「そうか、ならいいけど。サクラちゃんは、サスケが何であんなこと言ったか予想はつくか?」
私はふと疑問に思ったので、そんなことを尋ねる
「ううん、あんまり…」
そう言って少し俯いてしまったサクラちゃんに私は、自分の憶測だけどと付けながら話した
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風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» 違うな、役立たずなりの役立ちかたさ…(あれ、自分で言って悲しくなった) (2017年1月10日 23時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)
博雨 聖菜(プロフ) - おお…イケメン女子か貴様……← (2017年1月10日 23時) (レス) id: cb6313759d (このIDを非表示/違反報告)
風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» そうだと、いいなぁ…でもサスケに守られるんじゃなくて、守ってしにたい派← (2017年1月10日 21時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)
博雨 聖菜(プロフ) - 風狐 レンスイさん» 大丈夫、サスケが守ってくれるさ(*`・ω・´)← (2017年1月10日 21時) (レス) id: cb6313759d (このIDを非表示/違反報告)
風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» ホントにな。まあ私は行ってすぐに、また逝くことになるんだろうけど (2017年1月10日 21時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風狐 レンスイ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年12月19日 22時