二十一話:額当て… ページ24
_次の日になる
…そう、サスケとナルトが事故ではあるが唇と唇が触れ合うのを目撃できるのだっ!!
ここだけは原作を壊したくはない、この目でしかと見届けるのだ
前々から決めていたんだ。くそ、スマホかカメラで写真とかに収めたい…
なんて頭の中で繰り広げていれば、そんな事よりも目の前にある問題が立ちふさがってきた
朝食にトマトがあrじゃなくて額当てをどこにまくか
そのまま額でもいいんだけど似合わなかった……
どうしたものかね、などと悩んでいると
後ろからサスケがやってきて、私の額当てをひょいっと奪い取ってしまう
「サスケ、時間が押してるんだから悪戯は止めてくれよ?」
「悪戯じゃない。お前はここにこうした方が似合うだろ」
そう言いながら、私の首に額当てをまわして、後ろで結ばれる
ヒナタちゃんみたいになったけど、ヒナタちゃんのがゆるってしてて
私のはヒナタちゃんのよりきつめに巻かれている
…これはいいかもしれない
「ありがとな、サスケ」
後ろに立っているサスケの方に振り返り、笑顔を向ければ
「…ああ」
ちょっと顔を逸らしながらも、照れているようだった
ホント、可愛いなぁ
とりあえず二人でアカデミーに向かい
教室に入ったら隣同士で座る
…私をさりげなく通路側にしたのはなぜ?
それから少しすれば、たくさん人がやってきた
あ、ナルトが座ってきた
「ナルトー?お前試験に落ちて一人で落ち込んでたんじゃなかったのかー?」
私がそう尋ねれば、ナルトはとっても嬉しそうな満面の笑みで
「色々あって合格したんだってばよ!見ろ、この額当てを!」
などと自慢してきた
「でもお前成績ドべだろ」
まぁ、私はそんな嬉しそうな雰囲気を壊しにかかるんだけどね
「なっ!?ぜってー違うってばよ!決めつけんな!」
それにくってかかってきたナルトをそのままからかっていれば
教室にサクラちゃんが入ってきた
ナルトはまだ気づいてないけどな
さてさて、サクラちゃんは原作通りにしてくれるかな?
私は心の中で悪戯な笑みを浮かべながら、その瞬間を心待ちにするのだった
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風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» 違うな、役立たずなりの役立ちかたさ…(あれ、自分で言って悲しくなった) (2017年1月10日 23時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)
博雨 聖菜(プロフ) - おお…イケメン女子か貴様……← (2017年1月10日 23時) (レス) id: cb6313759d (このIDを非表示/違反報告)
風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» そうだと、いいなぁ…でもサスケに守られるんじゃなくて、守ってしにたい派← (2017年1月10日 21時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)
博雨 聖菜(プロフ) - 風狐 レンスイさん» 大丈夫、サスケが守ってくれるさ(*`・ω・´)← (2017年1月10日 21時) (レス) id: cb6313759d (このIDを非表示/違反報告)
風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» ホントにな。まあ私は行ってすぐに、また逝くことになるんだろうけど (2017年1月10日 21時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風狐 レンスイ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年12月19日 22時