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九話:少女は学ぶことになる ページ12

_Aside_


「ほかげさま?」

先程、名前だけでも戻ったお陰か

不安はある程度なくなり、今は冷静でいられる

イタチさんが言った、ほかげさまとか言う人のもとへと今はむかっているところです

「そう、里の一番すごい忍だ。君を連れて来てくれと言われていてな

 まだいろいろ不安だとは思うが、少しだけ我慢してくれ

 そうすれば、すぐに終わるから」

優しく声をかけられて、微笑まれる

その優しい表情のおかげか、私の不安はなくなっていく

だから、ゆっくりと首を横に振った

「大丈夫です。心配ありません」

私もふんわり微笑むと、少し目を見張られた

どうしてでしょうか?

「あ、何でもない。ほら着いたぞ」

そう言われて、ある部屋の中に入れられる

入ってすぐに目に入ってきた人は、おじいちゃんだった

…この人が、本当に里一番にすごい忍なのかな?

などと少し疑問に思いながら、私はその場につったっていました

何をして良いのか、解らなかったから

「ほお、君がイタチの言っておった少女か…名前はなんていうんじゃ?」

「A、です」

苗字がまだ思い出せないのがもやもやして仕方がないけれど

そんなことは今は考えなくっていい

「火影様。この子は今、記憶喪失になっておりまして…」

イタチさんが、そうやって私の事を説明してくれる

早く、記憶思い出して余計な手間をかけさせないようにしないと…

私は黙ったまま、少しそわそわしながら話が終わるのを待っていた

すると

「A、と言ったな。すまんが少し部屋の外で待っていてくれんか?」

私の方を見て、そう言われたので

私は、素直に部屋の外に出た

暫くして、イタチさんが私を呼んできた

「はい、なんでしょうか?」

「A、アカデミーに入る気はないか?忍者の学校じゃ」

入ってすぐ、唐突に告げられた内容に

何故か私は、心の底から喜びが湧き上がってきて

気が付けば

「行きます!ぜひ行かせてくださいっ!」

そう、叫んでいた

そんな様子を朗らかに笑いながら火影様は

「それでは決まりじゃな。書類などは任せておいたらよい

 今日はもう遅いから、帰りなさい」

そう言われたので、私はまたイタチさんに連れられて

イタチさんの家へと連れて帰らせてもらった

十話:青年と少年は、少女と共に楽しいひと時を→←八話:神はそれを眺めるだけ



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風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» 違うな、役立たずなりの役立ちかたさ…(あれ、自分で言って悲しくなった) (2017年1月10日 23時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)
博雨 聖菜(プロフ) - おお…イケメン女子か貴様……← (2017年1月10日 23時) (レス) id: cb6313759d (このIDを非表示/違反報告)
風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» そうだと、いいなぁ…でもサスケに守られるんじゃなくて、守ってしにたい派← (2017年1月10日 21時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)
博雨 聖菜(プロフ) - 風狐 レンスイさん» 大丈夫、サスケが守ってくれるさ(*`・ω・´)← (2017年1月10日 21時) (レス) id: cb6313759d (このIDを非表示/違反報告)
風狐 レンスイ(プロフ) - 博雨 聖菜さん» ホントにな。まあ私は行ってすぐに、また逝くことになるんだろうけど (2017年1月10日 21時) (レス) id: 15fc092f3d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風狐 レンスイ | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年12月19日 22時

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