水鳥「アタシの妹は学校１のサボり魔で大人気小説作家なんだぜ！」山菜「そうなの？」

５ページ　ｂｙ主人公 ページ6

今は屋上で狩屋くんとお話し中です。


僕は狩屋くんの耳元に顔を近づけ


自分「サインが欲しいのなら差しあげます

　 ただし、僕から貰った、と言う事を伏せて頂けるのなら」

狩屋「そ、それ本気ですよね？」

自分「勿論、どうせなら【アンサンブル】も付けますよ？」

狩屋「！？！」

自分「どうですか？」

狩屋「ほ、欲しいです・・・・・」

自分「では、明日の放課後にでも姉さんから受け取って下さい」

狩屋「水鳥さんから？」

自分「姉さんからでは不服ですか？」

狩屋「違いますけど・・・・・」

自分「ならばいいではありませんか」


僕は狩屋くんから体を離すと、途轍もない視線を感じた。


自分「？？？」


霧野・神童「何時の間にか親密な関係になってないか？」

自分「僕は何故幼馴染なのに双子の様に言葉をそろえるのかいつも気になります」

霧野・神童「衝動的に？」

狩屋「俺は本当にAさんと水鳥さんが双子なのかが疑わしいですけどね」

自分「一卵性双生児とは言え、性格に違いは現れますよ」

霧野・神童「一卵性双生児だったのか？！」

自分・狩屋「まだハモリますか(汗)」

瀬戸「お前らもな」

自分「ぁ、僕はもう帰ります」

瀬戸「たまには授業出ろよ」

自分「成績はとっているのでご心配なく

　 姉さんこそ、授業に出ているのだからそれなりの成績を取って下さい」

山菜「毒舌Aちゃん♪」

自分「では、さようなら」


僕は屋上を去り、学校を去って自分の部屋にたどり着く。


自分「締め切りは・・・・・・２ヶ月後ですね

　 【アリア】の原稿締め切りは・・・・・」


僕は携帯を取りだし、担当者に電話を掛ける。


自分「’姫川未来’です

　 【アリア】原稿が出来たので、目を通していただけませんか？」

担当者[電子メールして貰えますか？

　 今日中に目を通して明日、お伺いします]

自分「分かりました」


僕は電子メールを送ると新作を書き始めた。

が


自分「最近は良く行き詰りますね・・・・・【アリア】で一時の休息でも・・・・・」


【アリア】の締め切りまでの２ヶ月は楽しんだ学校生活でも・・・・・


自分「意外と学校生活も充実しているものですね」


思えば、１年生の剣城くんと話すようになってからと言うもの

僕の学校生活は意外と充実している


自分「久し振りに授業でも・・・・・

　 いえ、僕は屋上でサボってるのが様になってます」

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