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ミヤビ)
自分が怖い………

私は自分の身体を抱き締めて、そのままベッドに蹲った。

ー夕方ー

クルーウェル)
ミヤビ?部屋に居るか?

ミヤビ)
!!あっ、はい。どうぞ。

クルーウェル)
入るぞ。

ミヤビ)
すみません。私、何時の間にか眠ってしまいました。

クルーウェル)
構わない。図書館ヘ行くんだったな。

ミヤビ)
はい。お願いします。

私は先生と一緒に鏡の間を通って図書館ヘやって来ました。

ミヤビ)
わぁ〜凄い量の本ですね?

クルーウェル)
此処には、この世界に関する全ての書物が揃っているし、他国の書物等も。

ミヤビ)
見て来ても?

クルーウェル)
あぁ。

ミヤビ)
ありがとうございます!

私は図書館の中を通路に沿ってゆっくりと歩を進めた。

ミヤビ)
うーん…先ずは言語の本からかな。先生方の言葉を学ばないと。

私は、言語辞書を見付けソレを抱えクルーウェル先生の所に戻った。

ミヤビ)
先生、これを暫くお借りしてもよろしいでしょうか?

クルーウェル)
構わない。誰も使わないと思う。気が済むまで使うと良いだろう。

ミヤビ)
ありがとうございます。戻って勉強します!

クルーウェル)
この学園の仔犬共も、見習って欲しい所だ。帰ろう。

ミヤビ)
はい!

私は再びクルーウェル先生に着いていき職員棟迄帰って来た。クルーウェル先生と別れてから私は机に向かって勉強を始めていた。

ミヤビ)
そうか!そう言う意味だったんだ〜なるほど。

時間を忘れて勉強をしていて気付けば夜中になっていた。

ミヤビ)
ふぅ〜面白くて夢中だったな♪お腹空いたかも。

クゥ〜とお腹の鳴る音を聞いて1度手を止めました。

ミヤビ)
部屋にもキッチン置いて下さったけど、食材も無いな〜確か、職員棟にもキッチンがあったって聞いたから何か作って来よう。

私は自室から出てキッチンヘ向かって歩きました。

キッチンに来てから大きな冷蔵庫を開けると色々な素材が入っていた。

ミヤビ)
わぁ〜色々入ってるな…こんな時間だし、軽い物にしよう♪

私は簡単に軽食を用意して、お行儀が悪いけれどキッチンで立ったままそれらを身体に取り入れて使った物を洗い、部屋に戻りました。

ミヤビ)
しかし、この学園の言語は面白いな♪トレイン先生の授業が楽しみになってきたかも♪

私は、再び辞書を開いて言葉の意味を覚えて行った。そうして夜が明けて行った。

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作者名:iceblast5 | 作成日時:2020年12月2日 2時

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