出逢い２０ ページ21
雅裕琉)
む…宗近さん…
宗近)
どうした、主や。
雅裕琉)
主さ〜ん…これってホントにいいんでしょうか〜(泣)
主)
うふふ♪いいんじゃないですか〜自分の本丸持った時の練習だと思えば♪
雅裕琉)
主さん…楽しそうですよね？(泣)
主)
だって、雅裕琉さん可愛いんですもの♪
宗近)
そうだな。じじいの主は本当に赤子のように可愛いぞ。
主)
宗近さん達から見れば私達は赤子のようなのは頷けますよ。
雅裕琉)
う〜ん…刀剣の方々奥が深いんだな…
ワタシは体験した事をメモしながらポツリ呟きました。
雅裕琉)
主さん、ワタシ内番手伝って来ます！
主)
えっ???もう行くんですか???後一振り頑張ってみませんか？
雅裕琉)
えっ???まだ、やらなきゃダメですか???
主)
勿論！…と言いたい所ですけど、また今度やってみましょう？まだまだ来たばかりですからね♪色々見聞きしてきてください！
雅裕琉)
主さん…天使ですね(泣)
主)
////ちょっ…雅裕琉さん、急に何ですか???照れますね♪
雅裕琉)
ワタシなんかより主さんの方が可愛いって言うんですよ？宗近さん？
宗近)
あなや…おなごとは、分からぬな。
宗近さんは本当に楽しそうに笑ってワタシ達を交互に見ていました。
雅裕琉)
では、主さん。失礼します！宗近さんは、どうしますか？
宗近)
主と一緒に行ってみるとしよう。
雅裕琉)
分かりました。では、宗近さん行きましょう？
主さんに一礼して宗近さんを伴って鍛刀部屋を出ました。
宗近)
主や、何処へ行くのだ？
雅裕琉)
先ずは畑ですかね。誰が居るか分かりませんが。
宗近)
して、主や。此処は長いのか？
雅裕琉)
いえ。まだ数える位しか過ごしていません。此処の刀剣の方々全員とまだ話せていないので…
宗近)
何かあれば、主を必ず守るぞ。
雅裕琉)
大丈夫ですよ。此処の刀剣達は主さんの清らかな霊力で優しくて暖かいですから。
宗近)
よきかな、よきかな。
雅裕琉)
此処が畑。宗近さん、色々な物が採れるみたいなんです。
ー三日月sideー
三日月)
さて、そろそろ厨に行くとするか。雅裕琉と茶を飲むのが楽しみだ。……ん？あなや…そこ行くは…俺？
そうだ。あれは、どう見ても三日月宗近その物だ。何故に俺が二人になったのだ？
三日月)
雅裕琉が鍛刀し顕現したのだな？と言う事は…雅裕琉は、じきに居なくなるのか…
俺は、不思議とそんな風に口走っていた。
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作者名：iceblast5 | 作成日時：2018年12月1日 21時
