検索窓
今日:35 hit、昨日:36 hit、合計:36,028 hit

ページ26

「……で、誰が切符を持ってるんだ?」



立花祐樹に問われて黒木が持ってると答える若武

言葉丁寧過ぎて一瞬鳥肌たった


黒木はチケットを出してから、お願いしたいことがあるとか言って立花祐樹に歩み寄り、内緒話ってやつ?をしてた



『……マジかよお前』

「マジだよ」

「おい素行不良者、今の聞こえたのか?」

『そこっ……まあ、はい』



すべて「おい白髪」とかでいーでしょ

普通素行不良者に面と向かって言わないよ。「おい素行不良者」



「……ま、面白そうだしな。のった。結果も報告しろよ」



そう言ってから2人はトイレに入っていき、数分後に作業服になって出て来た

ん、待って展開が早い

これから何するか知ってても尚この展開の早さは異常


それから2人は出発寸前だったバスに飛びのった



「おい、黒木っ!」



という若武の悲痛な叫びが聞こえたのか否か、黒木が口パクで何か言ってた


いや私は聞こえたけど



「A、通訳」

『いい結果が出るのを、待っててくれ。じゃね』

「だってよ、若武」

「あのヤロウ……」









翌日、学校終わりに数人ヤって秀明に行くと、伝言板に黒木からのメッセージが書かれていた


授業終わったら特別クラスに来いってさ









その後いつもの如く授業中に寝ては叩き起こされ、寝ては叩き起こされを繰り返し、あっという間に授業は終わった←


特別クラスに行くと、すでに上杉と小塚がいた

なんでBよりCの方が終わんの早いの……


あとずっと若武がソワソワしててうっざしい

それから数分後、立花が教室に飛び込んできた



「アーヤが来たぜ。始めろよ、黒木」



若武がそう言うと、黒木は小っせー黒い箱を出して机に置いた



『げ、マジでやったのかよ』

「ああ。……皆、そばによってくれ。……これ、なんだと思う?」

「なんだろ……」

「……A」

『とーちょーき』



私がそう言った途端、全員の表情が一気に驚きに変わる


そりゃーね



『保安器に取りつけたらしーぜ』

「なにか、新しい証拠が手に入らないかと思って、とりあえず電話を盗聴してみることにしたんだ」



とりあえずでやる行動範囲広すぎて怖い

流石黒木センセ


上杉と小塚、立花は後ろめたそーな顔してっけど、若武は逆に生気を取り戻した

私は珍しく呆れ顔してると思う


盗聴器とか……FBIかよ

〃→←〃



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (73 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
108人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

白黒(プロフ) - 了解しました!ありがとうございます! (7月2日 22時) (レス) id: a08a6f0323 (このIDを非表示/違反報告)
さまー(プロフ) - 白黒さん» ありがとうございまぁぁぁーーふとっても嬉しい!恋愛はお任せします!! (7月2日 16時) (レス) id: ad3984bf8f (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - さまーさん» それでもよろしいでしょうか?長文失礼しました🙇 (7月2日 12時) (レス) id: a08a6f0323 (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - さまーさん» KZメンバーが夢主を好きだというのは少し考えていたのですが、あくまでこの小説(原作)のヒロインはアーヤなのであまり描写が出ないというのと、表現がふわっとして恐らく恋愛描写がわかりずらくなります。話数を重ねて段々と…という感じになると思います (7月2日 12時) (レス) id: a08a6f0323 (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - ありがとうございます!亀(に失礼)更新ですが続編つくります! (7月2日 12時) (レス) id: a08a6f0323 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:白黒 | 作成日時:2022年4月24日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。