消えた自転車は知っている ページ2
どーも皆さんこんにちは倉沢Aでーす
今日は秀明の専用グラウンドが使えねーから近くの学校に来た
「あぶねーっ!」
ら、若武が女の子の前をチャリで横すべりした←
何やってんの?
私たちはチャリを止めて地面に片足を着いた
「バカやろう、なにやってんだよ」
「マウンテン・バイクでコケるなよなあ」
『お前それ新品って言ってなかったか?』
もっと大事に扱えよ
とか考えてたら話は進んでたらしく、
「行こうぜ。動くポストに要注意だ」
って、若武が言ってた
え、頭可笑しいんちゃいます??
『ポストは動かねーよ?』
「うるせー!そーいう意味じゃねーよ!」
じゃあどーいう意味だよ
そう考えながらも自転車を漕いだ
『おい上杉。あれ口説いてるよな?』
「多分な。行くぞ」
が、黒木が女の子を口説いてたから上杉と一緒に戻った
猛スピードで
「おい黒木。おまえなあ、やたらに女ナンパすんのやめろよ」
『練習前に女引っ掛けてると、またコーチに怒られるぜ』
「おまえにだけは言われたくないだろーな。練習前に族一つ潰した素行不良者」
『うるせー』
「確か、いつも通り大量に怪我してきて練習中にぶっ倒れたよね」
『う・る・せ・え』
女の子が唖然としてる中、私たちは自転車を漕ぎ出してグラウンドに急いだ
……いや、急いではないか
*
「この特別クラスは、男が4人と女が1人だ。だが、その女も普通の女子と感性が違う。アイツは耳が良くてな、女子のかん高い声が嫌いなんだと。性格的にも男と気が合うからな。だから群れない」
聞こえてんだよ
『おい、センコー来たぞ』
「やべっ!」
「隠せっ!!」
今日は新しい奴が一人
声的に女…前に若武にポスト呼ばわりされた奴か?
「新しい生徒を紹介する。皆、前に出てこい」
そう言われて、私たちは席を立ち上がった
女の子、今ごろ思ってんだろーな、「私をポストだと言ったヤツと、私をナンパしたヤツと、そしてそいつを迎えにきたメガネ二人がいる……最悪」みたいなこと
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白黒(プロフ) - 了解しました!ありがとうございます! (7月2日 22時) (レス) id: a08a6f0323 (このIDを非表示/違反報告)
さまー(プロフ) - 白黒さん» ありがとうございまぁぁぁーーふとっても嬉しい!恋愛はお任せします!! (7月2日 16時) (レス) id: ad3984bf8f (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - さまーさん» それでもよろしいでしょうか?長文失礼しました🙇 (7月2日 12時) (レス) id: a08a6f0323 (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - さまーさん» KZメンバーが夢主を好きだというのは少し考えていたのですが、あくまでこの小説(原作)のヒロインはアーヤなのであまり描写が出ないというのと、表現がふわっとして恐らく恋愛描写がわかりずらくなります。話数を重ねて段々と…という感じになると思います (7月2日 12時) (レス) id: a08a6f0323 (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - ありがとうございます!亀(に失礼)更新ですが続編つくります! (7月2日 12時) (レス) id: a08a6f0323 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白黒 | 作成日時:2022年4月24日 19時