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全ての始まりは、




私が一目惚れをしたところから始まった。






社会人一年目になった私、





20過ぎているのに恋愛経験皆無で過ごしてきた私。






世間的にも、やばい。と焦りを覚えつつ、



今の今まで何だかんだ守ってきてしまったハジメテを今更簡単捨てるわけにはいかないと思ってしまったり。




そんなこんなで大学生活を送っていたら、



いつしか社会人になってしまっていた。





自分でもふと我に返ると、なんて哀れな奴なんだと思ってしまう。




彼氏いない歴=年齢 だなんて、、、



もういよいよ笑えない







その話をいつも、聞いてくれるのは、



中学時代からの親友、大橋和也。


彼は本当に良き親友で、


苦楽を共にしてきた仲だ。



そんな彼は、


彼氏がいないって愚痴ると


大橋「健気でええやん!?」


といつも同じ答え。



「や、ね?わかる?あかんやん?


もう、私らいくつよ?!」



大橋「もう22やなあ(笑)」




「笑い事じゃないってば」




大橋「大丈夫やって、為せば成るっていうやん?」




「そうかもしれんけど、さすがに誤魔化して生きんのもうそろそろ辛いんですけど?!」



なんて会話を定期的にお酒を飲みながらしてきたけど、




今回は違う




「ねえ!和くん!」


大橋「なに?やけにテンション高いな(笑)」



「朗報だよ!」



大橋「なに〜〜!」



「たぶん、一目惚れした、」



大橋「え?」



「なんか、きゅんってしたの!!」




大橋「いつ?!」



「会社で!」



大橋「おお、そっか!よかったなあ!」




「これからも相談乗ってください!!!」



大橋「いつでも。Aの話ならいつでも聞くで?」



「ありがとう!!だいすき!!!」




この時、和くんが複雑な表情で私を見つめてたなんて一切知る由もなかった

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作者名:m | 作成日時:2021年1月16日 3時

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