【薄桜鬼】新選組の鬼姫２

照れ隠し ページ30

京の町

帰り道。

一くんと私でフラフラの土方さんを両側で支えて歩く。

左之さんが漣をおんぶしてくれてる。

A「左之さん、ありがとう。」

原田「ああ。それよりさっきの、舌まで入ってたよな？」

左之さんって見て分かるんだ…//

急に肩が軽くなり、ドサッと音がした。

一くんが手を離したから土方さんを落としてしまった。

A「一くん！何？」

斎藤「まさか土方さんが…。」

一くんはぼんやりしてる。

土方「いってぇ。」

衝撃で土方さんの酔いはさめたみたい。

A「土方さん。歩けます？」

急いで土方さんを助け起こした。

土方「歩けるに決まってんだろ。」

土方さん普通に歩いてる。

斎藤「土方さん。砂が。」

ハッとした一くんが土方さんの着物の砂をはらってる。

沖田「あれ、僕Aちゃんの芸子姿見そこねた？そもそも着てない？」

A「着た。総司、ほめてくれたのに。」

斎藤「俺は見た……//」

土方「俺も全く覚えてねぇ。千鶴は可愛かったぞ。」

雪村「ありがとうございます…/////」

A「私なんてまあ見れる程度ですから。」

土方「まあ見れるてなんてひでぇな。そんなはずねぇだろう。」

土方さんが言ったのに。

原田「A、眉間にしわ。照れ隠しだ。」

照れ隠し…だったのかな。

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