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びっくりしてる私に

キミはすごい勢いで近付いてきて

いきなり話し始める




「実はさぁ、あの後ここに寄ってから移動したんだ!
ここから夕暮れが見えてさ、グラデーションがめっちゃ綺麗だったの!!

それに、富士山も見えたんだよ!

俺、感動しちゃって…

この感動を誰かに伝えたくて


俳句のテーマに重ねて
夕暮れ時のことを詠んだんだけども


それが先生にめっちゃ誉められたの!!

もーーー。超嬉しくって!

その事伝えたくて、会えたらいいなって思ってたの!!」







ってなんかもう無邪気に屈託のない笑顔で伝えてくる


まるで、テストで100点とった子供がお母さんに褒めて欲しいみたいな感じで

……



「ぷっ ふふふふ、あはははははははは」


申し訳ないけど笑ってしまった。


キミはキョトンとしてたけど



さっきまでモデルさんみたいにカッコよく座ってたのに



すっかり小学生みたいで



そして、何か期待してちょっと動揺した自分の事もおかしくって



「ふふふ…そうなんだ。よかったね!すごいね!おめでとう!」
って笑いながら言うと



キミはちょっとムッとして



「バカにしてない?!」って



「してない!してない!してないよ
自分の事がおかしくって!」




それから私の目を見て


「会えてよかった。ありがとう。」



って落ち着いた雰囲気で言って 優しく微笑むから




……ずるいなぁって思う。

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設定タグ:千賀健永 , Kis-My-Ft2 , 舞祭組   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:m | 作成日時:2017年10月21日 17時

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