No.78 ページ28
隼の存在が大きくなっているけど、
今の私は自由に恋愛は出来ない。
だって中身は女でも、みんなに映る私は男だから。
隼「ねぇ、悩みあるなら言ってよね。」
『ん、ありがとう。でも大丈夫だよ。』
玲於に告られたよ。なんて言ったら隼はどんな顔をするのだろうか。
少しは焦ってくれる?
前言ってくれた気持ち、まだ残ってるのかな。なんて
叶わない恋なのに
そんな事を思ってしまう。
『もうそろ戻ろっか。みんな待ってるだろうし。』
撮影の準備が始まるギリギリまで隼と一緒にいた。
私が何も言わなくても、黙って側にいてくれて。
気になるはずなのに、何も聞かないでいてくれて。
普通の女の子として生活をしていれば
こんな思いしなくて済んだのかな、なんて考えてしまう。
でも、私はプロだから。
この気持ちを隠すと決めた。
隼
玲於
ごめんなさい。
こんな私を好きになってくれてありがとう。
心の中でそう言って、
自分の中で決意を固めた。
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まあ(プロフ) - いち。さん» コメントありがとうございます!頑張って更新します!!コメント励みになります(^ ^) (2019年3月23日 22時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
いち。 - 続きがかなり気になります! (2019年3月22日 20時) (レス) id: 92986f90db (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - ☆さん» 何度もすいません、ご指摘ありがとうございます! (2019年1月16日 10時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
☆ - またとんでますよ? (2019年1月16日 0時) (レス) id: 3c2de0b0a8 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - ☆さん» 気づかなかったです!ご指摘ありがとうございます! (2019年1月12日 13時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあ | 作成日時:2018年12月6日 12時