No.23 ページ23
裕太side
隼「あれ?裕太くんは入らないの?」
裕「あー、俺はええわ。」
悠くんが女だってわかった以上、一緒に寝るわけにはいかん。
あんな顔が横にあるだけで、理性保てるかわからんし。
でも、この2人のどっちかが悠くんの隣で寝たらどうなるん?
気づいてしまったら、どうなるん?
一か八かやけど、俺も参加するしかないか。
裕「やっぱり俺もやるわ。」
悠くんも女なんやから、ダメな時はダメって言わなあかんよ。
男はみんな狼だってわかってるんかな。
あんな年下で可愛い玲於と隼だってどうなるかわからん。
玲「じゃーんけーん!」
その合図で俺はパーを出す。
隼玲「あ…」
勝ってしまった。
隼「裕太くんズルイ!」
裕「ズルイなんて言われてもなぁ…ジャンケンやし。」
臣「まぁ、ジャンケンだから公平だよな。お前ら2人はこっちの布団。もう寝るぞ。明日朝早いんだろ?」
はぁーい。なんて悲しそうな顔する2人。
勝ったって事は、悠くんの部屋に行ってええんかな。
俺はリビングを出て部屋の前に来る。
裕「何か…緊張するわ…」
一応ノックをするけど、返事がない。
音を立てずに、そっとドアを開ける。
ベッドの上にはスヤスヤと眠る悠くん。
ほんまに無防備やな。
こんなん俺じゃない奴に見られたら、男だって思われてても襲われんで。
俺やって寝れるかわからんわ。
裕「…おじゃまします」
悠くんのベッドにそっと入って、悠くんに背を向ける。
『ん…』
ほんま…
その少しの吐息さえも
色気を感じてしまう。
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まあ(プロフ) - 片ノ瀬乃於さん» コメントありがとうございます!頑張って更新しますので、楽しみにしていてください(^^) (2019年4月5日 20時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
片ノ瀬乃於(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます!続きとっても楽しみです。頑張ってください! (2019年4月5日 19時) (レス) id: 7c0d27effe (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - kulさん» 好きと言ってもらえて嬉しいです(^^)コメントもらえて、やる気が出ました!ありがとうございます(^^) (2018年12月3日 21時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
kul(プロフ) - すごく好き、で何回も読み返しちゃいます!これからも応援してます! (2018年12月3日 21時) (レス) id: 6f2e676eb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあ | 作成日時:2018年11月5日 1時