No.115 ページ15
玲於side
新しい家にAを連れて行く。
『うわぁー…立派な建物!』
何か外観見ただけで、興奮してる。
俺も見せられた時はびっくりしたけど、反応する余裕すらなかった。
今はAと帰ってこれた事がすごく嬉しいし、ここが2人の新居になる事に、喜びさえ感じる。
「部屋ここ。」
『何かワクワクするなあ!』
部屋に案内してあげると、目を輝かせて、色んな部屋を見るA。
『すごいね!こんな所に住んじゃっていいのかな…』
「HIROさんが用意してくれたからいいんじゃない?」
『何か…ここが私たちの家なんだね。』
「どうしたの?改まって。笑」
『何か…前の家の物、そのまま残ってるなって。』
「Aの物捨てられるわけないじゃん。」
いつもAの物を見て、写真を見て思い出してたんだから。
Aの事考えてない時なんて1秒も無かった。
「ねぇ…抱きしめていい?」
『…いいよ。』
ギュッ
「ずっと…ずっとこうしたかった。ずっとAの事考えて…毎日寂しくて…もう抱きしめれないのかと思った…」
『ごめんね…玲於…大好き…』
「俺は愛してる…ずっと、この先も…」
俺たちは見つめあって、どちらからともなくキスをした。
「あ、そうだ…」
俺は、Aが帰ってきたら渡そうとしていた、ネックレスの箱を渡した。
『これ…』
「Aが帰ってきたら渡そうと思ってたの…。メンさんに提案されて…これなら隼のネックレスと一緒に付けれるかなって…」
『え…ありがとう…私…何も用意してない…』
「Aが帰ってきてくれただけで嬉しいからいい。側にいてくれればそれでいい…」
俺はAにネックレスを付けてあげて、そのまま再び抱きしめた。
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まあ(プロフ) - りなさん» その後も書ければなーと思ってます!!楽しみにしていてください!! (2018年12月16日 10時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - Karenさん» ありがとうございます!他の小説も見ていただければと思います!! (2018年12月16日 10時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
Karen - とっても面白かったです!これからも投稿頑張ってください! (2018年12月15日 21時) (レス) id: 585bc05569 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 2人が幸せそうでよかったです!子供とか出来たら親バカになりそうですよね(笑)また気が向いた時でいーので、見てみたいです(^^)完結お疲れ様でした!! (2018年11月9日 23時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - りなさん» りなさん、無事に完結しました!今まで読んでくださって、ありがとうございます!! (2018年11月9日 21時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあ | 作成日時:2018年9月21日 19時