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No.111 ページ11

涼太side





涼「あ、起こしちゃった?」


『ううん、おはよう、玲於』


あれ、寝ぼけてる。


涼「僕は玲於じゃないよ。笑」


目の前に玲於がいたはずなのに、気づいてない?


『玲於…』



涼「え…」


まだちゃんと目が覚めないのか、抱きついてきた。


こんなとこ玲於に見られたら、殺されちゃう。苦笑


『玲於…好き…大好き…』


抱きしめる力が少し強くなってきて、離したくても離れない。


今の状態。


膝にAちゃんが座って、首に手を回されて…


あー、やばいわ、本当。


とりあえず、玲於が起きませんように…


『…Zzz』


「Aちゃん?寝た?」


寝た事を確認して、玲於の隣にAちゃんを寝かせる。


「あれ…涼太くん?」


やべ、起きちゃった!


「何してるんですか?」


涼「いや、Aちゃん寝ぼけてたから、玲於の隣に連れてきた。」


「…本当に?」


涼「本当です。」


「ならいいや…てゆか、涼太くん、隼が邪魔で起きれない…」


涼「はいはい笑」


隼をどけてあげると、ジッとAちゃんの寝顔を見つめる玲於。


「…夢じゃなかったんだ。」


涼「なにが?」


「Aが帰ってきたの。俺、いっつも夢見てたんだよね…。夢の中でAと笑ってるの。でも起きたら近くにAはいなかった。だから、その夢の続きを見てるんじゃないかって怖くなる。」


涼「大丈夫だよ、もうAちゃんは玲於から離れていかないよ。」


「うん、もう離さない。」


そう言った玲於は優しい目をして、Aちゃんの頭を撫でた。






.

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まあ(プロフ) - りなさん» その後も書ければなーと思ってます!!楽しみにしていてください!! (2018年12月16日 10時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - Karenさん» ありがとうございます!他の小説も見ていただければと思います!! (2018年12月16日 10時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
Karen - とっても面白かったです!これからも投稿頑張ってください! (2018年12月15日 21時) (レス) id: 585bc05569 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 2人が幸せそうでよかったです!子供とか出来たら親バカになりそうですよね(笑)また気が向いた時でいーので、見てみたいです(^^)完結お疲れ様でした!! (2018年11月9日 23時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - りなさん» りなさん、無事に完結しました!今まで読んでくださって、ありがとうございます!! (2018年11月9日 21時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まあ | 作成日時:2018年9月21日 19時

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