ホームレスを拾いました2

No.53 ページ3

玲於side


みんなが応援してくれてるおかげで、俺は少しずつ仕事をもらうようになった。


家に帰るのも、最近は夜中に返ってくることが多くなっている。


だから、最近はAの寝顔しか見れない。


「はぁ…」


忙しくさせてもらってるのはありがたい。


でも、Aと話せないのもAの起きてる顔が見れないのも、辛い。


「A…」


Aの名前を呼んで、頬を撫でた。


『ん…玲於？』


「あ、ごめん、起こしちゃった…」


『おかえりなさい、お疲れ様！』


「うん、疲れた…」


『ご飯は食べた？』


「食べたよ！」


『そっか！』


「…寂しかった。」


『…私もだよ』


俺は久々に起きてるAと手を繋いで少しだけだけど、話した。


それだけでも、明日からまた頑張れるんだ。


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Aside


今まで当たり前のようにいた玲於が仕事がたくさん入っていて、最近話せていなかった。


夜中玲於に呼ばれた気がして目を覚ましたら、玲於がいた。

少しだけど、色んな話が出来て、嬉しかった。


朝起きるといつも玲於は寝ている。


疲れてるからしょうがないんだけどね。


でも、明後日は私の誕生日だから…


一緒に過ごしたかったな。



まあ、玲於は私の誕生日知らないだろうし…


しょうがないか…



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管理人より

更新遅くなってしまってすいません。

頑張って更新しますので、よろしくお願いします！

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