検索窓
今日:11 hit、昨日:1 hit、合計:27,269 hit

No.31 ページ32

次の日



昨日、約束しちゃったし、服も買わないとなー。

メイク道具もそんなに持ってないし、買い揃えないと。


『おはようございます。』


涼「おはようございます!」


『ねぇ、日曜日ってさ…』


涼「Aさんは来ないとダメですよ?」




心の中が読まれていた。


『メガネ外すの、緊張するなあ。』


涼「大丈夫です、可愛いから。」



こういう事を、しれっと言う涼太くんはズルい。


『恥ずかしいんだよー。』


涼「それに、Aさんが来なかったら、玲於と隼が悲しみますよ?」





うーん、確かに約束もしてしまったし、急に行かないって言うのはかわいそうかな、



『うー、、頑張ってみます。』


涼「頑張ってください!笑」



色々考えていたら、いつものようには仕事が手につかない。


いつものペースより、少し遅くなってしまって、慌てて考えるのをやめ、仕事に打ち込んだ。


----------------------------------




『さーて、お昼だー!』


今日はお弁当作ってきたから、天気もいいし、外で食べようかなー。



ロッカーを開けると、




『…あれ?無い。』



どこを探してもお弁当が見当たらない。


『忘れてきちゃったのかな。でも持ってきたような。』


ふとロッカー室の近くにあった、ゴミ箱をのぞいてみると、中身もお弁当箱も捨てられていた。


『あー、やられちゃってる。こんな事やるなんてガキかよ。何か買ってこよ。』



近くのコンビニに行こうとしたら、この前の4人組が私の様子を見てクスクスと笑っていた。



犯人はこいつらか。



まあ、いいや。気にしない気にしない!



コンビニに行って、おにぎりと飲み物を買うと、誰もいない外で食べることにした。



『風が気持ちいいなー…』


「あれ?」


『あ、玲於くん。』

玲「こんなとこで食べてるんですか?」


『うん。天気良かったから。』


玲「てゆか、おにぎり1個で足りるんですか?」

『うん、足らすの!笑』

玲「しゃーない、俺のから揚げ棒1個あげます。」


『いいよ!それ玲於くんのでしょ?』

玲「まだあるから大丈夫。」


『ありがとう!笑』


玲於くんからから揚げを1個もらい、2人並んでご飯を食べた。

No.32→←No.30



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
34人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 恋愛 , 小説
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年5月28日 8時) (レス) id: 3c3663544c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まあ | 作成日時:2018年5月28日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。