No.2 ページ3
「そしたら、片寄は江戸川の隣だ。佐野は瀬良の隣。小森は河村の隣だ。以上です」
そして、こちらへ来る片寄くん。
涼「江戸川さん、よろしくお願いします!」
『よろしくお願いします』
なんて無愛想に挨拶をしても、隣にいる片寄くんはニコニコ笑っている。
まあ、最初から人間関係ギクシャクするような事はしないか。
さて、何から教えようか。
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とりあえず、一通りの仕事を教えた。
物覚えが良くて、愛想もいいし、良い子なのかも。
『これが1日の一通りの仕事です。もし分からないことがあったら、また聞いてください。』
涼「はい、ありがとうございます!」
キーンコーン
終業を知らせるチャイムが鳴った。
涼「他に何かやる事はありますか?」
『今日はもう疲れたでしょ。明日からまた忙しいから、ゆっくり休んで、来週からまたよろしくお願いします。』
涼「わかりました!それではお先に失礼します!」
めっちゃ良い子でよかった。
ニコニコと人懐っこい笑顔で帰っていった片寄くん。
これは、これから女の子からモテるんだろうな。
今でさえ視線が痛いのに。
『ふぅ、私も帰ろ…』
今日は金曜日という事もあってか、帰り道にたくさんの人。
『久々に行ってみようかな。』
知り合いの経営するバーに行くことにした。
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はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年5月28日 8時) (レス) id: 3c3663544c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあ | 作成日時:2018年5月28日 0時