水氷竜の歌姫の世界への挑戦1 (ページ34)

今日:12 hit、昨日:2 hit、合計:40,402 hit

オリオンの刻印32 ページ34

その後、坂野上は杏奈に治療をしてもらい

再びフィールドに立った

坂野上「さぁ、行きますよ！！」

試合が再開し、ルシはドリブルをし、坂野上はルシに向かっていく

ルシが刃物を出した瞬間

坂野上「ああああああ！！！しんぱぁぁぁぁん！！」

ルシ「！」

坂野上がそう叫んだ時、ルシは直ぐ様刃物をしまい、パスを出した

角馬『坂野上、どうしたぁ！？』

サタンは風丸くん、貴利名のスライディングを避け上がってくる

サタン「いくぜぇぇ！！」

稲森「うおおおお！！」

明日人はスライディングでサタンからボールを奪ったのだ

角馬『おっと稲森が来たー！』

そして、明日人は貴利名にパスを出す

坂野上「氷浦さん！！」

その声に、貴利名は坂野上にパスを出す

坂野上はドリブルで攻めていく、そこにルシがついた

ルシ「また、お前」

ルシは再び刃物を出した

その時、坂野上はルシのスパイクに向かって蹴ったのだ

ボールはスパイクから出されている刃物に突き刺さった

ルシ「！！」

ルシは抜こうとするが抜けずにいた

坂野上「へへっ、作戦通り！仕上げはこれだ！
『氷の矢』！！」

ルシ「な、なに！？」

坂野上は『氷の矢』でルシの刃物についたボールをそのまま蹴る

刃物は折れ、転がったボールは空気が抜けたのだ

角馬『なんでしょう？ボールに異常があったようです！』

ルシ「ルシのアイデンティティ、消滅・・・・」

その言葉と共に、ルシはフィールドに膝をついたのだ

氷浦「坂野上、お前いつの間に『氷の矢』を・・・・」

坂野上「とことん練習したんです！氷浦さんのがかっこいいから、俺も使いたいなぁ、って！」

氷浦「それで、出来るようになるのか？」

坂野上「はいっ！！」

氷浦「凄いね・・・・！」

オーストラリアは早くも交代

日本が勝つには守が『タイムトランス』を止められるかどうかに掛かっている

サタン「小細工は止めだ、『タイムトランス』を彼らが防げぬ以上
僕らは点を取り続けられる！」

稲森「みんなー！守るぞ！！」

サタンは明日人、兄さんを抜かした

サタン「絶望を味わうといい」

夏未「円堂くん！！」

夏未はフィールド近くまで走り

三色団子を掲げ、横に倒した

円「夏未・・・・・？」

基「いきなり何してんるんですか？」

剛陣「絵になるなぁ・・・・」

大谷「円堂くんへのメッセージ？」

神門「あれが？」

貴「さすが、夏未だな、勝利を手にするためのヒントだ」