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奏でよう36 ページ38

英智「よく、ここまで来れたね」


貴「私が簡単に負ける訳がない」


桃李「姉様・・・?」


貴「楽しみにしてたよ、『皇帝』」


英智「それは良かったよ、また、去年と同じ事にならないといいね」


貴「ならない、なることは無いよ、憎き『皇帝』
あんたを死に追いやってやる、楽しみだよ、あんたの敗北姿を見られるのを」


英智「それは君の方じゃないかな?」


弓弦「会長様、お嬢様、その辺にしておきましょう
坊っちゃまが見てる前では控えてください」


貴「それも、そうか・・・・さぁ、始めよう
延長戦をた〜っぷり味あわせてあげる
渉先輩もさっさと来な、本気でやってやるから」


渉「ふふふ、相変わらずですねぇ☆
かつての旧友にも容赦なく・・・・ですか?」


貴「そっちについたのは渉先輩だよ
絶対に、もう二度とあんたの為に潰れない」

それからライブが開始された

観客の中には『流星隊』、『Knights』がいた

去年もそうだったっけか・・・

ち〜ちゃん、凛月、嵐、そしてここにはいないれおくんと瀬名先輩の前で

私は堕ちた

その時は1番荒れてた

『Valkyrie』である宗先輩が倒されなっちゃんも戦線離脱していたから

あの時ちゃんと零先輩の忠告を無視しなければ堕ちなかった

ただ、みんなの前で無様な姿を晒しただけだ

でも、今回の目的は『皇帝』の体力を無くすこと

そして、『Trickstar』を勝たせるように仕向ける

私1人じゃ、『皇帝』と渉先輩、2人の相手は無理だ

弓弦も桃李もそれなりに力をつけてる

だけど・・・・助ける手助けはできる

『Trickstar』を救えるかもしれない

そして、北斗を『Trickstar』の元に

今は、真緒の為じゃなくて『Trickstar』の

北斗の為に歌おう

北斗、君の選択は正しかったのか

私のような過ちをしてないか・・・・?

『皇帝』なんかに耳を貸してはいけない


英智「おや・・・・・・」



司「お姉様!やっぱりPerfectです!」


嵐「凛月ちゃん」


凛月「・・・あの時より、成長したんじゃない?
あの時は暴れる事しか考えてなかったけど
今は・・・誰かの為に歌ってるからね〜」


司「どういうことです?」


嵐「それは、本人に直接聞いてみなさい、司ちゃん
真実を受け止める覚悟があるなら・・・だけどねェ」




今はもう5回ぐらいの延長戦に突入しただろう

さすがに体力が削られたのか渉先輩以外は動きが鈍ってる

身体が弱くなけりゃ、『皇帝』は生きれるんだけどねぇ


貴「・・・そろそろ、終わりにするか」

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作者名:藍姫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=maruyamarika  
作成日時:2018年9月1日 21時

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