奏でよう21 ページ23
零「理屈どおりじゃのう、だが対バン形式によって多少は得票を奪った
我らがつぶしあうことで、足下をすくわれて転び・・・・
そんな我らの頭を踏み台にして、高く登りつめたものがおるはずじゃ
喝采せよ、皆の衆!今宵の勝者に、拍手とあう名の祝砲を打ち鳴らすがよい♪」
なずな「んああ、おれの仕事をとるな!ぜんぶ言わせろっ
結果発表はこっからが良いところ〜☆
さぁ、次は第3位!第3位は『Devil』!」
貴「久しぶりにしては上出来かな?」
なずな「かもな〜♪A、第2位と得票数1票の差だったぞ」
貴「ブランクがあるから仕方ないか
それに・・・生徒の方は私を良く思ってない2、3年が多いからな
過去に潰した『ユニット』がたくさんいるからねぇ
『Knights』と『流星隊』は潰せなかったけど」
なずな「残る『ユニット』は、ふたつ!
常勝不敗の生徒会が誇る最強『ユニット』、『紅月』か!
あるいは新進気鋭の革命児たち、『Trickstar』か!
勝者は、光で照らされる!スポットライト、どうぞ〜☆」
さぁ、遂に運命だ
『Trickstar』か『紅月』か
生徒の得票数は『紅月』の方が多いかもだけど
対バン形式によって削られてるはず
信じて全力で戦い抜いた革命児たち
信じた希望は革命を成功させる夢は―――――
あんず「・・・・・!!」
ついに叶ったのだ
照らされたあんず
ついに、新時代の幕開けとなる予兆が降り注いだ
敬人「薄々予感はしていたが、実際に味わうと苦々しいものだな
久しく舐めていなかった、辛酸だ、敗北の、味だな
・・・・・度し難い」
零「うおっ、眩しい、嬢ちゃん、もっと前にでよ
光は苦手じゃ、ともあれ・・・・・おめでとう♪」
貴「よかったな、あんず♪」
なずな「じゃじゃ〜ん♪見てのとおりの結果でした!
何と何と、大番狂わせ!今宵の『S1』を制したのは
ぶっちぎりの得票数で他を引き離し勝利を掴んだの奇跡の『ユニット』!
『Trickstar』だ〜っ☆」
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作者名:藍姫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=maruyamarika
作成日時:2018年9月1日 21時