少女の革命【あんスタ】 (ページ14)

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奏でよう12 ページ14

～貴方side

私はステージ上で激しいダンスと歌をする

少しだけ、また再開するのはいいかもしれないと思った

だけど、『皇帝』のせいで何もかもを失った

そんな私に残っているものはなんだろうか

小さい頃からお世話になっていた『皇帝』は

あの瞬間から私の敵となり『皇帝』は私を討伐した

もう、何もかも失った私にまだ歌えるとは思わなかった

1年前は6人目の奇人として暴れることしか

『ユニット』を壊すしかしなかったけど

ドリフェス・・・ドリフェスが少しだけ楽しく思えた

何も思わなかったのに思わないようにしていたのに

やっぱり、楽しいと思ってしまった

真緒、やっぱり、真緒のおかげだった

真緒が居ないと何も出来なくなってしまったのかな？

貴「はははっ！！まだまだだ！！『本命』への引き継ぎは
頼んだよっ！！『2wink』！！」

ひなた「は～い」

ゆうた「お疲れ様です、Aさん」

ひなた「後でちゃんと褒めてくださいね♪」

貴「気が向いたら」

ひなた「呼ばれて、飛びでて♪」

ゆうた「じゃじゃじゃじゃ～ん♪」

『2wink』にステージを交代し私は舞台袖に行く

そして、少しして『Trickstar』がやって来た

貴「真緒、私・・・ちゃんと出来たよ」

真緒「空き教室から映像で見てたぜ、おつかれ
まだ、戻れてないって感じだったけど、よく頑張ったな」

貴「ありがとう・・・・」

真緒は優しく私の頭を撫でてくれた

真緒の手は暖かいから撫でられるのは好きだけど恥ずかしいな

貴「少しは・・・・・あの人たちも・・・・認めてくれるのかな
・・・・いや、認めてくれない・・・・んだよね・・・・」

真緒「今は気にしなくていいと思うけどな」

貴「分かってる」

スバル「あの2人・・・・あれで付き合ってないんだよね？」

真「そうなんだよね」

北斗「？付き合ってないのか？」

スバル「ホッケ～！声大きいっ！」