いつも、いつでも底辺 ページ10
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夜ご飯。
今日は夕食当番だったので、おにぎりを握っていた。
すると視界の端に、銀色が映る。
その顔は、いやらしくニタニタと笑っていて。
スルーしようかと迷ったのも束の間、銀色もとい銀時さんは声をかけてきた。
「部屋に2人っきりで数時間......何あったの?」
「ッ、は!?......いや、別に何もありませんでしたけど」
「そう言うなって、俺達の仲だろ?教えろよ」
「銀時さんと名前のつく仲になった覚えはまったくありません」
冷てェなおい、とかいう声を無視して、組まれた肩を振りほどく。
でも彼の憎たらしい顔から憎たらしい笑みが消えることはなく。
逆に笑みが深まっているくらいだ。クソ迷惑な話である。
先程握ったばかりのおにぎり投げつけてやろうか、とも思ったが、キャッチされそうなのでやめた。
もういっそキャッチしても怪我をする包丁でも投げてやろうか。
「え?ちょ、ちょ、ちょっと待って、包丁はやめよう?な?な!?」
「............はァ」
私は振り上げていた包丁を下ろす。
銀時さんが安堵の息を吐いたのが視界に映った。
......ていうか、銀時さんは何をしに来たんだ。
邪魔か、邪魔をしに来たのか。
よし決めた、銀時さんの卵焼きだけ辛くしてやろう。
「.....銀時さん、なんで来たんですか?」
「いや、お前が高杉の部屋から出てくのが見えたから。ナニか起きたのかと」
「...銀時さんは銀時さんですね」
「どういう意味だコラ」
どういう意味も何もない。
何があろうと銀時さんは性格的に底辺なんだなぁと実感しただけだ。
しみじみそんなことを考えていれば、味噌汁がブクブクと泡立っているのに気づいた。
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にゃご - 総悟13さん» いやいやいや、見に来てくれるのは嬉しいですがもう本当に駄作ですから。ちなみに今は「一目惚れ片想い」ってやつを書いてます。……駄作な上にテストがあるから更新出来ないという…… (2017年2月17日 21時) (レス) id: a66f0ad43b (このIDを非表示/違反報告)
総悟13(プロフ) - にゃごさん» コメントありがとうございます!本当ですか、嬉しい!足元にも及ばないだなんてそんな!!もしよろしければ作品見に行っても......? (2017年2月17日 21時) (レス) id: 467c9905a7 (このIDを非表示/違反報告)
にゃご - すごく面白かったです!高杉のキャラがしっかりとかかれていて、つい一気読みしてしまいました(笑)私なんか足元にも及ばない…… (2017年2月17日 21時) (レス) id: a66f0ad43b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - 総悟13さん» 了解です!urlさえ入れれば誰の作品でも申請できるっぽいので…わざわざすみません! (2017年2月15日 17時) (レス) id: a7797251d7 (このIDを非表示/違反報告)
総悟13(プロフ) - 黒猫さん» ああ!!わざわざありがとうございます!はい、あってます!恐れ多いだなんて(笑)ありがとうございます! (2017年2月14日 16時) (レス) id: 467c9905a7 (このIDを非表示/違反報告)
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