【銀魂3z】押してダメでも押してみる【神威】

12話【堕天使】 ページ14

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「私、誰に似たんだか知らないんですけど、人が嫌がることするの好きなんですよね」

「お前なんか死ねばいい」

「晋ちゃん。人に死ねなんて言っちゃダメなんですよ？死ねよ」

「おい」



私は食べ終わったパフェの皿をそのままにして、レジへ。お金を出してそのまま教室を出た。勿論、晋ちゃんも連れて。

どうせ暇だろ、という考えの元である。言ったらいくら殴らない晋ちゃんでも手が出てきそうなので口は閉じて。



「それじゃあ一緒に神威さんを探そうの旅！スタート！！」

「何勝手にスタートさせてんだよ」

「この旅では晋ちゃんの意見は一切の無視で進めていきます」

「じゃ、俺帰るわ」

「待て待て待て待て」



帰ろうとする晋ちゃんを引き止めて、もう逃げられないように腕を掴む。晋ちゃんは割とこの学校では有名な人らしく、その有名人の彼の腕に掴んでいる美女は何者だ、と視線が集まる。

いや、ハッキリ言うと美女とまでは思ってないかもしれないけれど、私は美女だ。うん。

そんな時「あっれれ晋助彼女居たの？」と背後から声が聞こえたので振り向けば、そこには焼きそば、たこ焼き、ジャンボチョコバナナ、林檎飴を持っている神威さんが立っていた。



「ん？お前Aじゃん」

「神威さん！パフェ食べました！？」

「食べたけど」

「やっぱ私達運命の赤い糸で結ばれてるんですね･･･食べてるものが一緒です！！」

「･･････全部吐いてくる」

「何でですか！！」



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