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大勢「ま、迷ってしまいまして」
『…!』
2泊3日の北海道旅行のために羽田空港に着くと、
どうやら迷った1人の男性。
背は私より頭一つ分高い。
ここで助けなければ私めちゃくちゃ酷くない?
と、感じたので
『チケット、見せてくれますか?』
大勢「…!は、はい」
『行き先、同じですね一緒に行きましょうか』
大勢「ええんですか!」
助けてあげた。
空港で迷子になるのは確かにわかる。
広いし知らない人ばっかり。
なのによく私に声掛けたなーと少し関心。
彼は関西出身の人なのかちょくちょく関西弁が出ている
ホンマですか!とか、ええですね、とか
そんな些細なことか少し可愛いと思ってしまった。
『ここら辺でいいですか?』
大勢「ほんと、まじ助かりました」
『こちらこそです。私のしゃべり相手になってくれて笑』
大勢「…!あの、よかったら連絡先交換しませんか…?」
『はい、いいですよ』
大勢「ありがとうございます!目的地、着いたら連絡しますね」
『はい、気をつけて』
まさか、また東京で会うとは思わなかった
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作者名:Ta. | 作成日時:2023年11月12日 18時